【呪術廻戦】花開院さん

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虎「先生とどっちが強い？」



悟「うーん、そうだね……力を全て取り戻した宿儺ならちょっとしんどいかな」



『悟先輩、負けちゃいます？』



悟「勝つさ」



夜「遅いぞ悟、8分遅刻だ」



怖そうなオジサンが可愛い人形作ってる…



ギャップが凄い



絶対、悠くんも同じこと思ってる



夜「責める程でもない遅刻をする癖、直せと言ったハズだぞ」



悟「責める程じゃないなら責めないでくださいよ」



夜「……その二人が？」



虎「虎杖悠仁です！！好みのタイプはジェニファー・ローレンス、よろしくおなしゃす！！」



『花開院Aです……！母の意思をまっとうする為に来ました、よろしくお願いします』



悟「Aはこっち来て」



悟先輩にお姫さま抱っこされて、悟先輩はそのまま壁に寄りかかった



『え……？恥ずかしいんですけど……』



夜「何しに来た」



虎「……面談」



夜「呪術高専に、だ」



虎「呪術を習いに……？」



夜「その先の話だ」



ひぇ……一問一答が繰り返されてる



夜「不合格だ」



『人形が動いた、凄い……！可愛い……』



すると、人形は悠くんに強烈なパンチを入れた



人形にも呪力が篭もるだけでこんなにも強くなるんだ…









.









虎「生き様で後悔はしたくない」



一問一答が終わった様だった



夜「悟、寮を二人に案内してやれ、それから諸々の警備の説明もな」




虎「ん？」




夜「合格だ、ようこそ呪術高専へ」



虎「よろっ」



悠くんはまた、人形に殴られた



夜「あっスマン、術式解くの忘れてた」



何故だろう、私は一問一答されなかった



内心ホッとしてるけど



というより……



『恥ずかしいので、そろそろ降ろして貰えると嬉しい、です…』



悟「えー、どうしよっかなぁ〜？」



悠「先生、降ろしてやってくれ」



悟「悠仁ってばそんな怖い顔しないでよ〜」



『ふぅ……』



悟先輩に降ろして貰い、キャリーバッグを持った



夜「Aと言ってたな、これをAに渡すように言われている」




そう言って、渡されたのは１冊のノートだった



『もしかして、母から……！！』



夜「その通りだ、大切にな」




『はい！ありがとうございます』



表紙には母の字で、"Aへ"と書かれていた

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