【呪術廻戦】花開院さん

７ ページ12

朝＿＿




『変な夢……』



私は変な夢を見た



内容は、宿儺と若かれし頃の祖母に似ている女性が笑顔で話していた



女性の瞳の色は私と同じだった



宿儺と関係あるのかな………？





ーーーーーーーーーーーーーーーーーー




虎「スゲー山ん中だな、ここ本当に東京？」



『自然がいっぱい……東京にもこんな場所あったんだ』



悟「東京も郊外はこんなもんよ？」



駅で悟先輩達と合流して、東京へ来た



そして目の前にそびえ立っているのが、東京都立呪術高等専門学校だ



悟「とりあえず、悠仁とAはこれから学長と面談ね」



『緊張する……』



悟「下手打つと入学拒否られるから気張ってね」



虎「ええっ！？そしたら俺、即死刑？！」



『悠くん、気張ろう！』



宿「なんだ、貴様が頭ではないのか……力以外の序列はつまらんな」



『口……？』



悠くんの頬に口が出てきた



普通にビックリしたよ？！



バチッ



悠くんは自分の頬を叩いた



虎「悪ぃ先生、Aたまに出てくんだ」



悟「愉快な体になったねぇ」



宿「貴様には借りがあるからな」



『今度は手に出てきた……！』



本当に愉快な体だ



宿「小僧の体をモノにしたら真っ先に殺してやる」



『えいっ…！』



ぺしっ



私は悠くんの手を叩いた



叩くと口が消えるのか……



悟「宿儺に狙われるなんて光栄だね」



虎「やっぱコイツ有名なの？」



悟「呪術全盛の時代、術師が総力を上げて彼に挑み敗れた……ただ、花開院家の娘さんは宿儺を守ろうとして、亡くなっている……死後呪物として時代を渡る屍蝋さえ、僕らは消し去ることができなかった……紛うことなき呪の王だ」



花開院家の娘さん……？

８→←６

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す