仲間と共に今がある ページ37
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殺るか、殺られるか、奪うか、奪われるかの闘い。自らの命を懸けた戰。
自分の意思とは関係なく、私の手は……血に染まっていった。
敵を減らすため、…仲間を、護るために、戦った。
『…けど、そんな中でも唯一、希望は、…ありました。』
眩いまでに光る、銀色が。
私を、唯一支えてくれた、仲間たちが。
『…仲間達のお陰で、私はあの時、死ぬこともなく、ここに居ます』
彼奴達に、感謝を忘れたことなんて一度もない。…例え、未だ“道”が交わらなくても、…もう二度と会えなくても。
『・・・だから私は、誓ったんです。…例え、この先何があろうと戦はしないと、…自分の大切なものは、…自分で護ると。』
「・・・そうか」
今まで黙っていた土方さんが始めて口を開く。
__そこで、安堵と悲しみと苦しさと憂いと、……色んな気持ちが溢れて、言葉にならずに、液体と化して流れていく。
…私は、すがるようにして土方さんに抱きついた。…土方さんは何も言わずに、ただ、背中をさすってくれた。
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暇愛*(プロフ) - 狗冰さん» ごめんなさい、レス押すのを忘れてました…… (2019年7月15日 13時) (レス) id: 6dbb02dd11 (このIDを非表示/違反報告)
暇愛*(プロフ) - ありがとうございます!稚拙な作品ですが、よろしくお願いします! (2019年7月14日 20時) (レス) id: 6dbb02dd11 (このIDを非表示/違反報告)
狗冰(プロフ) - 面白そうです!更新ファイト! (2019年7月14日 19時) (レス) id: aa5a4ed97b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:暇愛* | 作者ホームページ:
作成日時:2018年6月11日 2時