ニコチン大王 ページ41
【土方さんside】
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_朝、時間通りに目が覚める。
それがもう身についてしまい、休みの日でも早朝に目が覚める体に少し嫌気が差す。
「・・・。」
ふと隣に目を向けると、少し距離の後に視界に入る…一人の女の姿。
規則正しい寝息をたて、長い睫毛を伏せたまま、猫背に丸まっているA。
口を開かなければ、まぁ、なかなか上玉のソイツに、一つ、苦笑を零す。
・・・そして。
「………はーー…。」
思わず漏れた深い溜め息。
…もしこれが総悟にバレでもしたら…
思い浮かべた未来、ジ・エンド、お先真っ暗。ドス黒い笑みを浮かべたドS皇子が見え、こめかみを抑える。…とにかく、バレなければいいのだ、と自分に言い聞かせ、仕度を始め、稽古場に足を向ける。
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「おはようごぜいやす、土方さん。」
「…………オハヨウ」
「顔色が悪いですぜ、どうかしやした?」
「…………何でだろうな」
待ってましたと言わんばかりに柱にもたれ掛かっていたソイツに冷や汗が噴き出る。
…どうかコイツがここにいるのが偶然であってくれ、と胸中でニコチン大王に懇願する。
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・・・しかし、ニコチン大王は俺を見限り
「__して、土方さん、Aとはどうなりやした?」
「ブッフ!!!!!!!!」
ドS皇子に微笑んだ。
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暇愛*(プロフ) - 狗冰さん» ごめんなさい、レス押すのを忘れてました…… (2019年7月15日 13時) (レス) id: 6dbb02dd11 (このIDを非表示/違反報告)
暇愛*(プロフ) - ありがとうございます!稚拙な作品ですが、よろしくお願いします! (2019年7月14日 20時) (レス) id: 6dbb02dd11 (このIDを非表示/違反報告)
狗冰(プロフ) - 面白そうです!更新ファイト! (2019年7月14日 19時) (レス) id: aa5a4ed97b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:暇愛* | 作者ホームページ:
作成日時:2018年6月11日 2時