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チップが十三枚 ページ14

岡本「(何だろうこの勝負…転校して来てこんなにも無茶苦茶な賭けをして平然としているのだろうか?)」


A「ふふ、大きな勝負は心が弾みますよね?」


嬉しそうに投票箱からカードをとる



山田「(なめやがって…一千万だぞ?!…




まぁいいどうせ俺が勝つ、何故なら投票の30

人中21人が俺が有利になるように投票してい

る!)」



借金の肩代わりや教室での立場など理由は様々

あるとにかく21人の奴 隷が俺の有利になるよう

に投票している

今回は『グー』と『パー』そうすれば箱の中は

ほとんどが『グー』と『パー』がたくさんあり

『チョキ』はあまりない

仮に矢蛇目(やじゃめ)が引いても

出す確率は少ない

俺がパーを出していればまず勝てる

問題は俺が『パー』を出せない場合だが…


そう言って手元のカードを見ると

『パー』が二枚


『グー』が一枚




山田「(ふっ…勝てる!)」



山田は勝てることを確信した

チップが十四枚→←チップが十二枚



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作者名:遥亜 | 作成日時:2017年12月1日 23時

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