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「んん.......まぶしぃ.......」
降「眩しいじゃない！さっさと起きろ！」
まるで殺人現場のように、
リビングの床で倒れていた自称ハッカー
「んー.......？あ.......おかえりー」
と眠たそうな半開きの目をスマホのライトで照らしても、そのさらに半開きになるだけで
「なにぃー？」
降「だから和室に布団を敷いてあるからそこで寝ろと言ってるんだ！分かったら今すぐ行け！」
「......あー、はーい.......」
ようやく立ち上がった少女はフラフラとした足取り
全く、奇想天外過ぎる
どうしたらリビングの床で寝る発想になるんだ
いくら他人の寝室に入る事に気負いしても、床では寝ないだろ？
しかも通路になるど真ん中で？
そうイライラしながら、少女が和室に入っていったのを見届けて自分は洗面所に
今日はポアロでバイトがある
休めなくはないが、これ以上根詰まって調査出来る事もない
風見らの方で、処理されたパソコンの捜索と、引き続き親へのコンタクトの試みが進まないと何も始まらない
........その間あの小娘をどうするか
公安部に預けて仕事を増やすわけには行かない
かと言って家に置いておくと見張りをつける必要がある
じゃあ
.......ポアロに連れて行くか？
お湯を出していたシャワーを止めて、
適当なバスタオルで適当に身体を拭いた後それを腰に巻いて
和室の扉が閉まっているのを確認した上でリビングの明かりを付ける
冷蔵庫に何か残り物は........
降「これでいいか......」
目についたタッパーを取り出し、さっとレンジで温め
こんな時間だからこそつまむ程度にしておく
最近は忙しくてボクシングも通えていないが、体重管理も公安の義務の内
使った食器や箸は明日朝洗うとして、
水道水を注いだグラスとパソコンを手に、仮眠くらいは取れる事を期待して寝室へ
明日の朝食は何にしようか
そう言えばさっき冷蔵庫を見た時、あまり食材が無かったな.......
......なんなら焼きそばでもいいかもしれない
と思った矢先の事だった
降「........ん？.......っ！？」
"ハロがまた僕のベッドで寝てるのか"なんて思いながら半身突っ込んだ布団の中の膨らみは
犬なんかよりずっと大きく
降「.......クソ.......はぁ........」
一人暮らしの癖でバスタオル一枚でありながら、今日だけで何度吐いたか分からない溜息
何歳か老けた気がするくらい疲れた
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ゆら - 続き楽しみにしてます！応援してます！ (2023年1月1日 15時) (
レス) @page28 id: 681b8d2ef0 (このIDを非表示/違反報告)
泉 - 夢主が嫌いになれない性格 面白い！ (2022年12月26日 17時) (レス) @page17 id: 5bd30ec6cb (このIDを非表示/違反報告)
早桃 - めっちゃ好きっ…え、流石に面白すぎますって。大好きです。無理せずに更新頑張って下さいね！応援してますぅぅぅ！！ (2022年12月26日 12時) (レス) @page17 id: f9af42ef58 (このIDを非表示/違反報告)
彩豊(プロフ) - こんにちは！主人公と安室さんがこれからどんな生活を送るのか続きが気になります_:(´ཀ`」 ∠):更新頑張って下さい✨応援してますッ！ (2022年12月9日 21時) (レス) @page6 id: b6cd6b0cba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∂ | 作成日時：2022年12月9日 20時
