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「ふぁ.......おはよー.......今何時.......?」
降「もう7時だぞ。それより!床に敷いた布団がおま
「ちょっと待ってー、トイレー」
結局僕が敷布団で寝た
正確には眠れてはいないが、また起こすのも気が引けてベッドを譲ってやった
大人の男として当然だろ、とは言うなよ
正直貸しを作ったくらいの気分だ
出会ってまだ半日
服を買い、
シュークリームを奢り、
寿司で終わるかと思いきやバスボムという余計な買い物まで
そもそも、現状NOCリストを奪った容疑者なんだ
そんな犯罪者に寝床まで奪われていい理由は無いだろ?
「戻ったよー、布団が何?」
降「あそこ!畳の上に敷いてある布団がお前の寝る場所だ!ベッドは勝手に上がるな!」
「........ああ!?」
降「っ、いきなり大声を
「またお前って言った!!全然学んでないじゃん!!あーあ、NOCリストがどうなってもいいんだー?」
降「なっ.......ちょっと待
「今すぐあのアポなんとかってやつにアクセスして、それをNOCリストに書き換えたって........お!?焼きそば!?」
降「え」
「朝ごはん焼きそば!?あむぴっぴが作ったてくれたの!?」
降「え、あ、あぁ........あむぴっぴ.......?」
「美味しそー!あ、あむぴっぴは今日のあだ名ね!もう食べていい!?」
降「何だそれは.......なら明日はあむぴっぴっぴになるのか?」
「それは明日になってみないと分かんないよ。それより早く焼きそば焼きそば!」
朝っぱらから嵐みたいだ
さっきまで眠そうにしていたのに、どうしたらそんなに元気になる?
早速疲れが溜まった体で、これから一緒に生活するなら好物くらい知っておこうかと、焼きそばを持った皿を二つテーブルに置きながら
降「好きなのか?焼きそば」
「別に?普通だけど。なんで?」
降「っ.......」
なら紛らわしい反応をするな!
と苛立ちを吐かなかったのを誰か褒めてくれ
脳内を"NOCリストの為"という言葉で埋め尽くしておかないとこっちがおかしくなりそうだ
「いただきまーす!」
降「.......昨日の夜はどうして床で寝ていた?」
「ん?あー、ハロくんと遊んでたら寝ちゃった気がする。っていうかあむぴっぴお料理上手!?」
そんな電池切れみたいな寝方があるか
元々ソファか何かにいたならまだしろ、フローリングは硬く冷たい
いくら若くともその不快感であそこまでぐっすり......
......そう言えば、あの貸し倉庫にもベッドや敷布団は無かったよな?
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ゆら - 続き楽しみにしてます!応援してます! (2023年1月1日 15時) (レス) @page28 id: 681b8d2ef0 (このIDを非表示/違反報告)
泉 - 夢主が嫌いになれない性格 面白い! (2022年12月26日 17時) (レス) @page17 id: 5bd30ec6cb (このIDを非表示/違反報告)
早桃 - めっちゃ好きっ…え、流石に面白すぎますって。大好きです。無理せずに更新頑張って下さいね!応援してますぅぅぅ!! (2022年12月26日 12時) (レス) @page17 id: f9af42ef58 (このIDを非表示/違反報告)
彩豊(プロフ) - こんにちは!主人公と安室さんがこれからどんな生活を送るのか続きが気になります_:(´ཀ`」 ∠):更新頑張って下さい✨応援してますッ! (2022年12月9日 21時) (レス) @page6 id: b6cd6b0cba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:∂ | 作成日時:2022年12月9日 20時