余命宣告はハッキング出来ますか【降谷零/安室透】

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風『ど、どうするんですか.......？本当にこのまま従うおつもりですか？』

降「現状他に証拠も無いんだ。仮に別の真犯人がいたとしても、彼女がそこに繋がる唯一の糸口だという事も確か。少なくともリストの存在を知っている女子高生を野放しにするわけにはいかないだろ」

「んん、私JKじゃないよ？一口食べる？ぅわっ」





多くの人間が行き交うショッピングセンター

肉まんみたいにかぶりついていたシュークリームのカケラを、わざわざこちらに向けた小娘の顔を向こうに押し返して




降「........とにかくだ、貸し倉庫の調査と、彼女の両親から聞けるだけ話を聞いて来てくれ。倉庫には僕もこの後向かう」

「あ！じゃあ一平ちゃ◯持って帰って来て！まだ2つあるはずだからさ！」

降「っ、食べたければ焼きそばくらい作ってやるから今は黙ってろ！」

「おお！言ったね！？おじさん言ったからね！？」

降「はぁ.......ちなみに両親は実家にいるのか？」

風『分かりません.......少なくとも今は留守にしているようです』

降「分かった。何か見つかればすぐ連絡してくれ」





風見との電話を切った瞬間、横ではちょうどシュークリームが消滅

......本当にこんな事でNOCリストが守れているのか不安だ





「シュークリーム美味しかった！ありがとね！」

降「......あぁ......」

「この後回らないお寿司行くんでしょ？この格好じゃまずいよね？よね？？」

降「.......買いに行こう」






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店「いらっしゃいませー、2名様ですか？」

安「はい」

店「ただいま30分ほど待ち時間頂いていますがよろしいでしょうか？」

「いいよ！全然おっけー！」

安「......はい」

店「ではこちらにお名前のご記入お願いします」





少女が店内に興味津々な内に、前に5組いるらしい用紙に"アムロ"とペンを走らせて





降「30分もある、車で待とう」

「えーここ席空い

降「聞きたい事があるんだ。つべこべ言わず従え」

「ああ！分かった！いいよ！」

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