俺らのマネが美しすぎる 【青城】

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及川「や〜疲れた疲れた〜」

松川「まさか漫画みたいな展開でナンパされてるなんて思ってもなかったよな」

上川「うっ……すみません……」


珍しく頭を下げる上川に周りも少し驚く。電車を降りていつものように皆で帰り道を歩いているときだった。

しゅん、と小さくなった上川の背中をAが軽く叩く。


「琴音は気にしなくていいんだよ。可愛いって証拠だね、ふふ、」

上川「先輩〜〜〜〜〜！！！！！！！好きぃ〜！！！！」


迷惑をかけてしまったというプレッシャーが彼女にもあったのだろう。ぶわっと流れる涙をハンカチで拭うAはさながら母親のようだったとか。


矢巾「まー怪我無しだったし良かったっすよね。ウチのマネになんかあったら大変でしたもんね」

上川「はーー？A先輩に怪我なんてさせませんー！！！！手赤くなっちゃってたのはアレだけど…！」

「手は気にしなくていいよ琴音。私は貴方が無事で何よりだから」


それより、と口角を上げながら口を開くA。その妖艶な姿に全員息を飲んだ。


「矢巾く〜ん？いつもならA先輩が！って必死なのに今回は''ウチのマネに''って言ったの？ふふ、なんだかんだ言って琴音のこと好きなんじゃない貴方」



そう、矢巾の発言だった。この事件を機に、常日頃から喧嘩しまくりの2人がやっとの事でくっつくチャンスだとAは期待していたのだ。

当の本人は顔を赤くしてどもりながらも否定していたがそんな顔されたら認めているのとさほど変わりはない。上川も上川でいきなりの事に驚いているのか口を開けたままでいた。


「じゃあ振られたか上手くいったか後で教えてね〜！矢巾く〜〜ん！」

矢巾「あっ、ちょ、先輩！！！」



さぞかし楽しそうに笑って 矢巾と上川をその場に残し他の部員たちは帰路に着いた。





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くっつけ方無理やりとか言わないで♡お口閉じなさそこの少年少女♡

もう少しで続編です！！！！合宿のお話が終わってから夢主ちゃんとメンバーたちのアフターストーリーを書いていこうと思っております！！よろしくお願いします！

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