やってんねぇぇ！

19 ページ19

｢やっ……ヤバいっ………！｣

｢…………。｣(無言で震えてる)

｢……………。｣ﾆｺｯ


2人の怯えている生徒と満面の笑みで仁王立ちしている先生。

なんという地獄絵図でしょうか。

てかなんでこんな状況になっているのかが分かりません。


｢……ちょっとAここで少しの間待ってて。｣

『あっ……うん…………?』


これまたニコニコ笑顔で言ってくるもので……私はただ｢うん｣と言う事しか出来ませんでした。(多分｢いいえ｣って言ったら何かされる)


｢悠仁と恵ちょっとこっちおいでー？｣

｢｢………………。｣｣


2人とも下を向いて若干震えながら五条先生がいる方へとぼとぼと歩いて行った。

━━━━━━━━━━━━━━━

｢ねぇ僕の言う事聞いてなかったの？何もするなって言ったよね、なのになんで告白してんの？｣

｢……えっ、えっとー…………でも、だって五条先生彼女いるんでしょ……………？｣

｢は……？何言ってんの？彼女なんている訳ないじゃん、あいつが勝手に決めつけただけ。｣

｢……ひ、え…………｣

｢……じゃあなんでデートみたいな事してたんすか？｣

｢それは…Aに嫉妬して貰う為と女の子の好みとかを知ってAの喜ぶ事を沢山してあげられるようにする為とAを沢山気持ちよくさせてあげたいから他の女で練習したりもっとお金を集める為だからだけど何か？｣(ここまで一息)

｢｢(こっ……こいつやべぇ…………。)｣｣

｢分かった？……Aは僕のものにするから2人ともとっちゃ駄目だよ。｣

｢俺もAの事好きなんだけど。先生だけが独り占めするなんてさせない。｣

｢俺も……A一筋なんで渡さ渡さないっすよ。｣

｢そっか……じゃあ3人で勝負だね。｣


｢俺が1番最初にAを落としてやる。｣

｢いや……俺が落とす。｣

｢僕が落とすけどね。｣


━━━━━━━━━━━━━━━







『………。』

何か私だけ蚊帳の外だなぁ………。






━━━━━━━━━━━━━━━

また何書いてんだって感じですね。

非公開になってました。すみません

20→←18(虎杖side)

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す