やってんねぇぇ！

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『ふぅ…………。』


只今任務帰りです。Aです。

今日の任務はそこそこ強い呪霊が沢山いて本当に疲れました。

帰って早く寝たい……。


｢……んぅっ……さっ、とる…………。｣

『……んぉ？』


ちょっとちょっと奥さん聞きました？
そこの路地裏で最悪な声が聞こえましたの。

私、疲れてるんですけど。
路地裏でやんなや、私そこ通らないと帰れないんですけど。

てか悟って言ってました？
私の担任も同じような名前をしているんですが……他の悟さんですかね、それとも聞き間違いでしたかね。


｢そんな声出しちゃって、可愛いね。｣


いや……聞き間違いではありませんでしたね。
バリ五条悟の声でしたわ。

何抱き合ってんだよ、やめろよここじゃなくってHOTEL(流暢な発音)に行けよ。邪魔だ邪魔！

ん？先生だって？
……もうこんな人先生なんて呼べないでしょ。
ある意味社会のお手本だよ。

……みんなはこんな大人にはなっちゃいけないからね。


｢ちょ、ちょっと……さとる…………バレちゃうよ……!｣


なんですかね。
こっちがちょっと……って感じなんですけど。


｢ふふっ……戸惑ってる○○ちゃんもかーわい(笑)………大丈夫、○○が声を我慢すればいいだけだから、じゃあ……いくよ？……んっ((((自主規制))))｣


まじでやめろよ。
あーるついちゃうだろ。
……もしかしてもうアウトだったりする？

待って待って……まだ1話目なんだけど(笑)


あーもう駄目かな。ここは通れないかな。

うんうん分かったよ。
遠回りして帰るか……。
私優しいからおまえらに気を使って避けて帰ってやるよ。


｢……っ…………んっ…………｣


なんでここでするかなぁ。本当に。

私は任務でへとへとになって帰ってるんですけど貴方達はそんなに元気なのですか。

最近の若い奴はこれだからやなんだよ。


｢いい声出すじゃん。……これじゃみんなに○○の可愛い声聞かれちゃうね。｣


…………あー呪いてぇぇぇ!!


｢……もぅ…………悟のせいじゃんっ……！｣









……………帰るか。

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