・ LIFE ２１４ ページ28
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前が見えないはずなのに、クリアに見えた。
Cullos｢“一生忘れさせてやらない。A……愛してる…俺はお前を…世界で、いや、宇宙で一番……愛してる”｣
『“いや、いやよCullos、ごめんなさい、ごめんなさい、謝るから…あなたに謝るから、何度でも、何十回でも謝るから…謝るから、お願いよ、辞めて、それだけは、”』
刃先を自分の首元へと向けたカルロスは狂ったように笑い、唾を飛ばしながら叫ぶ。
Cullos｢“お前らは、俺の事を思い出して愛し合えなくなる！！！！お前らに言葉の呪いをかけてやる、
俺の事を思い出して、一生、来世まで、苦しめ！！！！！！！！！！！！！！！”｣
『“辞めて、Cullos、辞めて、お願い、それだけは…Cullos、Cullos！！Cullos！！！！！”
いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ！！！！』
そして思い出した。
キヅタの花言葉は
─────死んでも離れない
Cullosは手に持っていたナイフを両手で持ち高らかに掲げた。
スローモーションのように自らの胸へと吸い込ませる。
ナイフの先端が胸の真ん中を貫く音が聞こえた。
そのナイフの傷から溢れるように明るく鮮明な血が溢れだしてくる。
それなのにCullosはただ笑顔だった。
私の目を見つめたまま、彼は笑ったのだ。
──── I love you.
そう、彼の口が動いてそのまま前に倒れてきた。
『うわぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああああ！！！！！』
次第にカルロスの体には毒が周り、笑顔で目を開けたまま、口から血を吐いた。
『いや、いや！！！！
絶対に、絶対、絶対！！！死ぬなんて、死ぬなんて許さないんだから！！！！！』
助からないってわかってた。
殺したのは紛れも無く─────私だった。
『ストレッチャー持ってきて！！！！』
耕に肩を掴まれたまま私は叫んだ。
助けなきゃ、かつての仲間を。
例え道を外したとしても、かつての仲間には変わりない。
一緒に同じ時を生きて同じように人を助けた。
大切な───────仲間。
その大切な仲間を私は壊し、殺してしまった。
本当の犯罪者は、他の誰でもない私だ。
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あられ(プロフ) - 夢主と藍沢先生が結ばれるそういう作品にしてほしいです…続き頑張って… (2018年5月23日 19時) (
レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
佐藤勝利LOVE(プロフ) - 頑張ってください これからも応援しています！ (2018年5月13日 17時) (レス) id: 9db5a86e99 (このIDを非表示/違反報告)
キラあや - いつも、続き楽しみにしています！更新お願いします！ (2018年5月11日 17時) (レス) id: bf70448eda (このIDを非表示/違反報告)
杏 - 続き楽しみにしています！ (2018年4月22日 16時) (レス) id: ce7544d8fb (このIDを非表示/違反報告)
彩 - 更新されていて嬉しいです。これからも楽しみにしてます。 (2018年3月9日 7時) (レス) id: ed5c94d402 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラベン
| 作成日時：2017年12月7日 14時
