貴方達と、出逢えた奇跡 ３ ──

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男2｢じゃあそれまで！あそばね？ってかさ、サングラス取ってよ！顔みたい！｣


『は？』





呆れちゃったのかため息をついてサングラスを取った。





男1男2｢｢え？｣｣


『で？…何して遊ぶんですか？』


男1｢え、待って、Hey！Say！JUMPの…｣


男2｢うっそまじで！俺、Aのめちゃくちゃタイプなんだよね！｣





いやいやいや、いきなり呼び捨てでタメ口って、どうしよう。



助けた方がいいのかな、と当たりをキョロキョロすれば、Aちゃんと同じようなカッコをした3人がこちらに歩いてきた。





……いや、同じだ。同じライダースジャケットを着て、同じサングラスをして、同じ革生地のパンツを履いてる。





1人は金髪の人、1人は茶髪、もう1人は黒髪のハットを被った人。





男1｢え、ねぇ写真撮ろ？え、Twitter載せていい？つか連絡先交換しね？｣





肩に手を回してニヤニヤする男1の肩に、金髪の人が近づいた。





男2｢お、おいっ！｣


｢何やってんの｣


｢えー、サングラス取っちゃダメじゃん｣


｢汚い手で俺らの女に触んな｣





その人達はやっぱり、あの人達で



男2｢コ、コ、コブラ、……雨宮、兄弟｣





岩田さん、TAKAHIROさん、登坂さんの順にセリフを言うみたいに言えばザッとAちゃんの周りを囲んだ。





男1｢な、な、！！まじかよ、やっぱり、｣


岩田｢あ？｣


男1｢……ビッチって噂、ホントだったんだ｣





何それ！って言いそうになった時、スっと横から手が伸びて、



TAKAHIRO｢え？誰がビッチなの？

言ってみて？

え、もしかしてAの事言ってる？

それって凄い馬鹿でくそな勘違いだよ？

俺らがどれだけAの事を溺愛してるか分かってないでしょ。

てかお前、自分の顔面分かってて言ってる？分かってて言ってんなら生まれ変わって来いよ｣





男1の顎を掴んで目で人を殺しそうな勢いでノンブレスで言い放った。





登坂｢A、｣





Aちゃんの目の前にいた登坂さんを押しのけてAが前に出た。




そしてそのまま綺麗な手を男の胸ぐらに持っていく。




掴んだと思ったらグッと近づいて




『……ビッチって言われたってどうだっていいんだよ。人の意見なんて興味ねぇ。

私は私のやりたい事をするの。…つか、あんた誰？』





え、あ、嘘、キレてる。って思ったらニコリと笑って






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