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ダブルアンコールが終わって最終日が終わったと、裏にはけた瞬間、保っていた笑顔が崩れたのは自分でも分かった。
ズキンズキンと絶え間なく痛む頭と風邪とは違う喉の痛み。
震える手をしっかりと壁について異常な程に上がる呼吸と片手の手で胸を抑える。
グラグラと揺れる視界に現れたのはキラキラと光る衣装を着た涼介だった。
山田｢お前さ、大丈夫なわけ？｣
『な、にが？』
山田｢無理すんなよ。それに男と同じトレーニングメニューとかさ、やめろよ。｣
『なんでよ』
山田｢腹筋割ったって、お前女だしジャニーズなんだぞ？！？！
LDHの人じゃねぇんだからな？！？！｣
何でそんなに涼太達のこと悪く言うのよ、なんで、そんなに私のやることが気に食わないの？
頭が痛いのと喉が痛いとので泣きそうなのにもっと泣きそうになった。
『なんで？ジャニーズだったら腹筋割っちゃいけないの？トレーニングしたらいけないの？
私だってみんなに追いつけるように必死なんだよ！頑張ってるんだよ？！』
山田｢違ぇよ！！！無理するなってことを言いたいんだよ！今お前具合悪いんだろ？！
だったらメンバーのこと頼ったり弱音くらい吐いたっていいんじゃねぇのって言ってんの！！！！！！｣
涼介の大声が頭に響いて辛かったのと、今必死に頑張っている自分を否定されているような気がして───
『っ、いい加減にしてよ！！！！！そんな言葉もういらない、何もして欲しくない！
女だからって甘やかなさないでよ！なんで？！メンバーなのに、同じメンバーなんだから差別しないでよ！！！！！』
山田｢ちげぇよ、俺らはお前の事を思って言ってんだよ！！！！｣
『だからそんなのいらない！！！！！
私はただメンバーとしてそばにいて欲しいだけなの！！！！お願いだからもう、辞めてよ！！！！！！！！！！！！』
肩で息をして私は壁を思いっきり叩いて後ろへと走った。
A！と誰かの呼ぶ声が聞こえたけど分からなかった。
泣きそうで、悲しくて、苦しくて、辛くって。
でも私の意識は階段のところまで来たところで途切れた。
体が前のめりになって、落ちると覚悟したら誰かに手を引っ張られて────
優しい手が、ずっと私の手を握っていてくれた。そんな気が、した。
“涼太だったら、いいな───”
そんな事を思って目を閉じた。
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しろ(プロフ) - 楽しく読ませてもらいました！すごくドキドキして面白かったです！ただ、RUDOじゃないです！RUDEBOYSですよー！それがすごく気になったので！これからも頑張ってくださいね！更新楽しみにしてます！ (2019年2月10日 22時) (
レス) id: 8a5ce53359 (このIDを非表示/違反報告)
さあや(プロフ) - ?? ラベンさん» パスワード教えていただきありがとうございます！ (2018年3月2日 1時) (レス) id: 19f11c6c82 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 涼太君大好きなのでカップルになってほしいですこの小説最高です (2018年3月1日 18時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
さあや(プロフ) - 新しい作品のパスワード教えて欲しいです！！ (2018年3月1日 16時) (レス) id: 19f11c6c82 (このIDを非表示/違反報告)
?? ラベン(プロフ) - れもんずさん» きゃーーーありがとうございます！！！嬉しいです(笑)涼太くんとくっつくのはかーなーりー先になるかもしれません、待っててください！(笑) (2018年2月28日 21時) (レス) id: 55b5b8a912 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ラベン
| 作成日時：2018年2月19日 22時
