・耳攻めされないと出られない部屋【em】 ページ10
リクエストありがとうございます！
……うーわ、また来たよ。
目を細めにしてもどこにいるのかわかってしまう。
そう、何かしないと出られない部屋だ。
私は誰といるのかを確認する。
そこには、エーミールがすやすやと眠っていた。
……良かった、エーミールだ。
ホッと息をつき、ドアに向かう。
案の定紙が貼られていて、そこには『エーミールがAに耳攻めしないと出られない』と書いてある。
……果たして、エーミールに耳攻めができるのか。
まず失礼な疑問が出てしまった。ごめん。
取り敢えず、起こすか……。
「おーい、おきて、エーミール」
em「……ん？あれ、なんでAさんが……？」
辺りをキョロキョロ見渡すエーミール。
私はこの部屋について説明する。
「__それで、この部屋はエーミールが私に耳攻めしないと出られないって。」
em「……Aさん、この部屋に詳しいんですね。誰かともう来たことがあるんですか？」
「……まあ。」
なんか、エーミールが怖い。
いつもの雰囲気と違くて、さり気なく壁際に私を詰めてる感が……。
するといきなりエーミールが私を肩に押し付けた。
「ぅえ、？」
em「私、嫉妬しちゃいました。どうにかしてくださいね？」
そのままエーミールは私の耳を舐めた。
「ひゃあッ！？」
甲高い声が出る。
そのまま私の耳の中をゆっくり舐め回し、反対側の耳にエーミールの指が入る。
em「もしかして、感じてるんですか？」
em「綺麗やなぁ。」
綺麗やなぁ、という言葉を私の左耳に囁く。
声は出なかったが、肩が反応してしまう。
……DTのくせに。
「ちょ、もういいんじゃ、ない、の……？」
em「え、これからですよ？」
「はっ！？」
エーミールは私の耳に息を吹きかけ、もう反対の耳に優しく触る。
妙に擽ったくて、体がよじれる。
壁際にいるからか、逃げられなくてただただ受け入れるしかなかった。
em「なんだか、感じてるAを見てもっとやりたくなっちゃいました……。」
エーミールの目は、いつもと違う"オス"が似合うようだった。
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ミナリンスキー - グルさん推しにはヤバいな そしてヒロインちゃん可哀想ｗｗ (2021年11月27日 17時) (
レス) @page35 id: b5934403b4 (このIDを非表示/違反報告)
キーナコチモ(プロフ) - 橙 彼斗穂 (だいだい ひとほ)さん» ここまで読んで頂きありがとうございます！推しと両想い……キュンですね(？) (2021年6月13日 17時) (レス) id: 0743c30b41 (このIDを非表示/違反報告)
キーナコチモ(プロフ) - #ゆー@暇人さん» ここまで読んで頂きありがとうございます！因みに完結ですよ(続編出るけど)これからもよろしくお願いします！ (2021年6月13日 17時) (レス) id: 0743c30b41 (このIDを非表示/違反報告)
キーナコチモ(プロフ) - 紗由さん» ここまで読んで頂きありがとうございます！逆にオチを予想出来たのが凄いです……。これからもよろしくお願いします！ (2021年6月13日 17時) (レス) id: 0743c30b41 (このIDを非表示/違反報告)
キーナコチモ(プロフ) - 1さん» ここまで読んで頂きありがとうございます！続編もぜひ愛読お願いします！ニヤニヤしていって……下さい……！！ (2021年6月13日 17時) (レス) id: 0743c30b41 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キーナコチモ | 作成日時：2021年3月22日 22時
