昼下がり ページ27
(んん〜!よく寝た……)
そう思った昼下がり。
私はお腹に違和感を感じた。
『うわっ!びっくりした!?』
そこには、ケータがいた。
「Aちゃんおはよう!」
『おはよ……なんでケータがここに?』
「なんでって、Aちゃんの寝顔見たくてさ」
寝顔を見たくてさ?…… ケータは何を言っているの
『とりあえずそこどいて』
「えなんでよ」
『邪魔なの、朝ご飯作らないといけないから』
「しょうがないな〜」
と、ケータが言ってもどいてくれる気配なし。
私が『一緒にご飯食べる?』と提案するとすぐどいてくれた。
(単純すぎる……)
と思ったけど、ケータに言ったら怒られそうだから黙っておこう。
私は歯磨きなどを終わらせ、着替えようとした。
『ケータ……』
「なぁに?Aちゃん」
『私着替えたいんだけど』
「え?着替えればいいじゃん!」
『うん、そうじゃなくてさ。出てって?』
ケータは「しょうがない」という顔で部屋から渋々出ていった。
なんて変態小学生……。
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作者名:ここな | 作成日時:2024年3月26日 16時