四十八発 過去編 ページ10
「……みんな、無事か?」
「なんとかな。全員か擦り傷程度だ。」
俺たちは初めて、人を殺した。相手はたくさんの人を殺めてきたマフィアだが、一つの命であることに変わりはないんだ。
「へへ、大した訓練もしてないくせにできちゃったよ。俺たち才能あるんじゃない?」
「一松兄さんそのうちぽっくりいきそう。」
「おいトド松。」
トド松の情報収集能力が本当に役に立った。これがなかったら不意打ちくらって死んでたかもしれない。
「だけどここにはなかったね!!ロイヤルなんとか!」
十四松の言う通り、ここにはなかった。
「セレネが言ってたようにで
俺がそう言うと、トド松はまた泣きそうになる。そんな顔するなよ。
「どれくらいかかるんだろう…、マフィアなんてたくさんいるよ……。」
チョロ松が弱音を吐く。ああ、だめだ。兄ちゃんがなんとかしなきゃな!
「よし、俺がグループのリーダーする。お前らを引っ張ってやるよー。」
『えっ?』
「え、なに、兄ちゃんじゃ不満?」
弟たちは口を揃えてそんなこというもんだから不安になった。
「いや、さ。」
カラ松がみんなと目を合わせて口を開く。
「最初からリーダーはおそ松兄さんだと思ってたよ。」
可愛い弟たちだぜ、こんちくしょー。
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つくも - 小説の内容も凄く良かったです。 そんなことより作者様の性格が好きです。飲みましょう。 (2016年4月24日 20時) (レス) id: 1d88017be7 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - ミニタリーさん» コメントありがとうございます。私もマフィア松大好きです! 応援ありがとうございます^^* (2016年2月4日 20時) (レス) id: 4ee870cd55 (このIDを非表示/違反報告)
ミニタリー(プロフ) - 完結おめでとうございます!作品を見させていただきましたが、とても面白かったです^ ^マフィア松が好きなので癒されました♪( ´▽`)これからも頑張って下さい! (2016年2月4日 19時) (レス) id: f888c747b5 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - フイカさん» 指休憩させなきゃ^^; コメントありがとうございました!頑張ります^^; (2016年1月14日 21時) (レス) id: 4ee870cd55 (このIDを非表示/違反報告)
フイカ - 一気に完結するとはびっくりしました!とっても面白かったです!指を休ませてあげた方がいいので?これからも頑張ってくださいね (2016年1月14日 20時) (レス) id: 4d7f4d57cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユナ x他1人 | 作成日時:2016年1月12日 22時