四十三発 ページ5
「あ、Aきたー！！」
「すまない。私が一番最後だったか？」
「大丈夫だよ、僕らも今来たとこだから。」
ここはエリシオンのアジト近くの海岸。奴らのアジトはなんと海中にあるのだ。
「潜水艦手配しましたー。まじ疲れたよ、誰か長男褒めて。」
じゃーんという効果音付きでおそ松が見せたのは、大きな潜水艦と、一人用の潜水艦。
「おそ松、この一人用の潜水艦はなんだ？」
「まあ、それは、ね。」
……はぐらかしたな、おそ松。よくわからない行動をするな、本当。
「では早速行こう。海中となると厄介かも知れないが、頑張ろうな。」
私が潜水艦へ足を踏み入れるが、六子たちは動かない。
「どうした、行かないのか？」
「……A、カラ松が呼んでるよ。」
「ん？構わんが。」
一松にそう言われた私は、ゆっくりとカラ松に歩み寄る。砂浜は柔らかいので、靴に砂が入らないよう慎重に進む。
「どうしたカラ松？」
「もう少し近くに来て、だって。」
「……なぜ一松が代弁を？話せばいいだろう、カラ松？」
「いいから。」
「……あぁ。」
言われた通りもう一歩近づく。
その時だった。
「んぅっ！？」
カラ松に腕を惹かれ、強引に口づけられる。後頭部と腰に手を添えられ、離れようにも離れられない。その時私の口の中に流れてくる謎の液体。抵抗ができない私は飲み込む他ない。
「んむっ、…ぷは、なにをす、んっ！」
もがいて離れるも、また口付けられる。
「んっ、は、ん、…。」
こんなときになぜだか睡魔が襲ってきた。どうしてこんなときに。
私はそこで意識を手放した。
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つくも - 小説の内容も凄く良かったです。 そんなことより作者様の性格が好きです。飲みましょう。 (2016年4月24日 20時) (
レス) id: 1d88017be7 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - ミニタリーさん» コメントありがとうございます。私もマフィア松大好きです！ 応援ありがとうございます^^* (2016年2月4日 20時) (レス) id: 4ee870cd55 (このIDを非表示/違反報告)
ミニタリー(プロフ) - 完結おめでとうございます！作品を見させていただきましたが、とても面白かったです^ ^マフィア松が好きなので癒されました♪( ´▽｀)これからも頑張って下さい！ (2016年2月4日 19時) (レス) id: f888c747b5 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - フイカさん» 指休憩させなきゃ^^; コメントありがとうございました！頑張ります^^; (2016年1月14日 21時) (レス) id: 4ee870cd55 (このIDを非表示/違反報告)
フイカ - 一気に完結するとはびっくりしました！とっても面白かったです！指を休ませてあげた方がいいので?これからも頑張ってくださいね (2016年1月14日 20時) (レス) id: 4d7f4d57cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユナ x他1人 | 作成日時：2016年1月12日 22時
