六十四発 ページ26
「く、ロイヤルアクアマリンの力を使いましたか…!」
「余所見はよくないよ、セレネくん!」
エリスの蹴りが見事に入り、セレネは体制を崩す。
「いくぞ六子たち!作戦名は、ありが特大サヨナラホームランだ!!」
私はセレネに渾身の飛び蹴りを喰らわせる。威力、角度ともにバッチリだ。
「任せて!!」
回転がかかるほどの速さで飛んでくるセレネに、トド松はライフルで狙撃する。
「ぐはぁ゛!!」
撃たれたことによって速度が落ちたセレネは、そのまま落下する。落下地点には、四男。
「あんた、ほんと死ねよ!!」
落ちてきたセレネに膝蹴りを入れ、さらに顎を蹴りあげる。
「はい、次俺でーす。」
チョロ松のマグナムがドン!ドン!とセレネに火を吹く。この時点で奴は死んでいるんじゃないか?
「元気百倍だぜブラザー!」
カラ松の二段蹴り、空中での回し蹴り、さらに卍固め。
「いくぜ、おそ松兄さん!」
「おう!いつでもこい!」
カラ松はパッとセレネを離すと、おそ松がすかさずその腕をつかむ。
「いっくぜええええ!!」
そしておそ松を軸にグルグルと回転を始める。まるでジャイアントスイング…。
「配球は、カーブ、だぜええええっと!!!」
放り投げられたセレネは、十四松のもとへ。
「ぁああありが特大、サヨナラホームラアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!」
冷凍カツオで頭を殴られたセレネは、窓を突き破り冬の海へと消えていった。
「……や、」
《やったあああああああああ!!》
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つくも - 小説の内容も凄く良かったです。 そんなことより作者様の性格が好きです。飲みましょう。 (2016年4月24日 20時) (レス) id: 1d88017be7 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - ミニタリーさん» コメントありがとうございます。私もマフィア松大好きです! 応援ありがとうございます^^* (2016年2月4日 20時) (レス) id: 4ee870cd55 (このIDを非表示/違反報告)
ミニタリー(プロフ) - 完結おめでとうございます!作品を見させていただきましたが、とても面白かったです^ ^マフィア松が好きなので癒されました♪( ´▽`)これからも頑張って下さい! (2016年2月4日 19時) (レス) id: f888c747b5 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - フイカさん» 指休憩させなきゃ^^; コメントありがとうございました!頑張ります^^; (2016年1月14日 21時) (レス) id: 4ee870cd55 (このIDを非表示/違反報告)
フイカ - 一気に完結するとはびっくりしました!とっても面白かったです!指を休ませてあげた方がいいので?これからも頑張ってくださいね (2016年1月14日 20時) (レス) id: 4d7f4d57cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユナ x他1人 | 作成日時:2016年1月12日 22時