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六十発 ページ22

「ん、んー…?」

目が覚めると、そこは浜辺の大きな木の下だった。

「そうだ、私はカラ松に何かを飲まされて…。あれは睡眠薬だったのか。」

それにしてもなぜ私を眠らせる必要があった?

起き上がって辺りを見渡すが、彼らの姿はない。

「胸騒ぎがするな。」

私の癖は、母の形見のネックレスを握ること。それをしようと思った私は、あることに気づく。

「……ない。」

そこにアクアマリンのネックレスはなかった。だが私は冷静でいられた。なぜなら心当たりがあるからだ。

《あんたは、『ロイヤルエメラルド』、もしくは『ロイヤルアクアマリン』。持ってるの?》

彼らが必死で探しているロイヤルジュエル。エメラルドはエリスから奪ったから、残りはアクアマリン。

なんとなく分かった。

「私の母の形見が、ロイヤルアクアマリン……。」

でも六子たちが私から奪うとは思えない。あんなに優しい奴らなのだから。

「…もしかして。」

《おそ松、この一人用の潜水艦はなんだ?》

《まあ、それは、ね。》

なんだよ、来るも来ないも私次第ってか。

そんなもの、

「行くに決まっているだろう!!」

私は潜水艦に乗り込み、猛スピードでエリシオンのアジトに向かう。

「(奴らの情報網なら、私の過去も知っているんだろうな…。)」

おそ松たちが侵入した後なのか、入口は開いていた。一刻も早くセレネのもとに行かなければ。

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つくも - 小説の内容も凄く良かったです。 そんなことより作者様の性格が好きです。飲みましょう。 (2016年4月24日 20時) (レス) id: 1d88017be7 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - ミニタリーさん» コメントありがとうございます。私もマフィア松大好きです! 応援ありがとうございます^^* (2016年2月4日 20時) (レス) id: 4ee870cd55 (このIDを非表示/違反報告)
ミニタリー(プロフ) - 完結おめでとうございます!作品を見させていただきましたが、とても面白かったです^ ^マフィア松が好きなので癒されました♪( ´▽`)これからも頑張って下さい! (2016年2月4日 19時) (レス) id: f888c747b5 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - フイカさん» 指休憩させなきゃ^^; コメントありがとうございました!頑張ります^^; (2016年1月14日 21時) (レス) id: 4ee870cd55 (このIDを非表示/違反報告)
フイカ - 一気に完結するとはびっくりしました!とっても面白かったです!指を休ませてあげた方がいいので?これからも頑張ってくださいね (2016年1月14日 20時) (レス) id: 4d7f4d57cb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユナ x他1人 | 作成日時:2016年1月12日 22時

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