五十八発 ページ20
三男 side
しかし銃声のあとには、モトは眉間から血を流して倒れていた。
「え、なにがあったの?」
開放された十四松は冷凍カツオを片手に問う。
「……おそ松兄さん!!」
「間一髪、だな。」
でた、おそ松兄さんのミラクルショット。トド松の銃弾に自分の銃弾を当て、軌道を変更。モトの眉間にヒットか…。さすがだよ、ほんと。
「さて。あとはお前だぜ、セレネ・ヒュペレ。」
「…セトとモトが、こうもあっけなく。」
俺たち六人はセレネに武器(一人冷凍カツオ)を向ける。
『さあ、来い。』
「っふ、ふふ、っはははは!!面白いです!!久しぶりですよ、私が直接手を下すのは!!」
なんて殺気なんだろう。おそ松兄さんでさえもすくんでいる。
次の瞬間。
「っかはぁあ!!」
「一松!?」
一松が血を吐いて倒れた。何が起こった!?
セレネはあの場所から、一歩も動いていないぞ!
「遅すぎますねぇ。見えませんでした?私、今その紫のネクタイの子に膝蹴りをかましたんですよ。」
トド松が一松に駆け寄り、応急処置を施す。
こいつはやばい、希望の光が一瞬で消えた。俺たちに勝てるのか?
「諦めるなお前ら!!俺たち六人、今までたくさんの強敵にも勝ってきただろ!!」
そうだ、俺たちは今まで六人で戦ってきた。負けるわけにはいかない。Aの、復讐もかかっているのだから!!
「がはぁああ゛!!」
……十四松も、血を吐いて倒れる。
俺たち、勝てるの……?
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つくも - 小説の内容も凄く良かったです。 そんなことより作者様の性格が好きです。飲みましょう。 (2016年4月24日 20時) (レス) id: 1d88017be7 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - ミニタリーさん» コメントありがとうございます。私もマフィア松大好きです! 応援ありがとうございます^^* (2016年2月4日 20時) (レス) id: 4ee870cd55 (このIDを非表示/違反報告)
ミニタリー(プロフ) - 完結おめでとうございます!作品を見させていただきましたが、とても面白かったです^ ^マフィア松が好きなので癒されました♪( ´▽`)これからも頑張って下さい! (2016年2月4日 19時) (レス) id: f888c747b5 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - フイカさん» 指休憩させなきゃ^^; コメントありがとうございました!頑張ります^^; (2016年1月14日 21時) (レス) id: 4ee870cd55 (このIDを非表示/違反報告)
フイカ - 一気に完結するとはびっくりしました!とっても面白かったです!指を休ませてあげた方がいいので?これからも頑張ってくださいね (2016年1月14日 20時) (レス) id: 4d7f4d57cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユナ x他1人 | 作成日時:2016年1月12日 22時