検索窓
今日:2 hit、昨日:26 hit、合計:110,075 hit

五十八発 ページ20

三男 side

しかし銃声のあとには、モトは眉間から血を流して倒れていた。

「え、なにがあったの?」

開放された十四松は冷凍カツオを片手に問う。

「……おそ松兄さん!!」
「間一髪、だな。」

でた、おそ松兄さんのミラクルショット。トド松の銃弾に自分の銃弾を当て、軌道を変更。モトの眉間にヒットか…。さすがだよ、ほんと。

「さて。あとはお前だぜ、セレネ・ヒュペレ。」
「…セトとモトが、こうもあっけなく。」

俺たち六人はセレネに武器(一人冷凍カツオ)を向ける。

『さあ、来い。』

「っふ、ふふ、っはははは!!面白いです!!久しぶりですよ、私が直接手を下すのは!!」

なんて殺気なんだろう。おそ松兄さんでさえもすくんでいる。

次の瞬間。

「っかはぁあ!!」
「一松!?」

一松が血を吐いて倒れた。何が起こった!?
セレネはあの場所から、一歩も動いていないぞ!

「遅すぎますねぇ。見えませんでした?私、今その紫のネクタイの子に膝蹴りをかましたんですよ。」

トド松が一松に駆け寄り、応急処置を施す。

こいつはやばい、希望の光が一瞬で消えた。俺たちに勝てるのか?

「諦めるなお前ら!!俺たち六人、今までたくさんの強敵にも勝ってきただろ!!」

そうだ、俺たちは今まで六人で戦ってきた。負けるわけにはいかない。Aの、復讐もかかっているのだから!!

「がはぁああ゛!!」

……十四松も、血を吐いて倒れる。

俺たち、勝てるの……?

五十九発→←五十七発



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (153 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
190人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

つくも - 小説の内容も凄く良かったです。 そんなことより作者様の性格が好きです。飲みましょう。 (2016年4月24日 20時) (レス) id: 1d88017be7 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - ミニタリーさん» コメントありがとうございます。私もマフィア松大好きです! 応援ありがとうございます^^* (2016年2月4日 20時) (レス) id: 4ee870cd55 (このIDを非表示/違反報告)
ミニタリー(プロフ) - 完結おめでとうございます!作品を見させていただきましたが、とても面白かったです^ ^マフィア松が好きなので癒されました♪( ´▽`)これからも頑張って下さい! (2016年2月4日 19時) (レス) id: f888c747b5 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - フイカさん» 指休憩させなきゃ^^; コメントありがとうございました!頑張ります^^; (2016年1月14日 21時) (レス) id: 4ee870cd55 (このIDを非表示/違反報告)
フイカ - 一気に完結するとはびっくりしました!とっても面白かったです!指を休ませてあげた方がいいので?これからも頑張ってくださいね (2016年1月14日 20時) (レス) id: 4d7f4d57cb (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ユナ x他1人 | 作成日時:2016年1月12日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。