五十三発 過去編 ページ15
「そのお嬢様の両親を殺したマフィアグループの名前は、エリシオン。」
「……。」
「この戦いで、母さんたちを助けて、Aの復讐を終わりにしてやろう。」
反対されるかも、という不安がないわけではなかった。でも、弟たちなら理解してくれる。なぜだかそう思えたんだ。
『OK、ボス。』
「さすが俺の弟たち。」
話はこれで終わりだ、と俺は席を立つ。
「まっておそ松兄さん!」
「あん?」
部屋を出ようとした時、トド松に呼び止められた。
「Aにどうやって睡眠薬飲ませるの?」
何かと思えばそんなことか。その辺に関しては考えてある。
「そりゃもちろん口移し。」
その後はひどかったよ、ほんと。じゃんけんやらにらめっこやら腕相撲やらでAとの口づけ権を得ようとするハイエナ共。
ま、結局は。
「もうキリがないからやめろ!カラ松、お前がやれ!」
「うぇえっ!?」
「お前キス上手いだろ!」
「何を根拠に!?」
「口の中でプラモデル組み立てられるだろ。」
「まあできるけど。」
カラ松がやることになった。器用だろ?うちのカラ松。
「じゃあ、明後日、Aの分まで頑張ろうな。」
『おう!』
母さん、父さん。もうすぐ助けに行きます。
A、お前の復讐心を、はらってやるよ。
ーーーーーーーー
それただの化け物や、カラ松。
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つくも - 小説の内容も凄く良かったです。 そんなことより作者様の性格が好きです。飲みましょう。 (2016年4月24日 20時) (レス) id: 1d88017be7 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - ミニタリーさん» コメントありがとうございます。私もマフィア松大好きです! 応援ありがとうございます^^* (2016年2月4日 20時) (レス) id: 4ee870cd55 (このIDを非表示/違反報告)
ミニタリー(プロフ) - 完結おめでとうございます!作品を見させていただきましたが、とても面白かったです^ ^マフィア松が好きなので癒されました♪( ´▽`)これからも頑張って下さい! (2016年2月4日 19時) (レス) id: f888c747b5 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - フイカさん» 指休憩させなきゃ^^; コメントありがとうございました!頑張ります^^; (2016年1月14日 21時) (レス) id: 4ee870cd55 (このIDを非表示/違反報告)
フイカ - 一気に完結するとはびっくりしました!とっても面白かったです!指を休ませてあげた方がいいので?これからも頑張ってくださいね (2016年1月14日 20時) (レス) id: 4d7f4d57cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユナ x他1人 | 作成日時:2016年1月12日 22時