我に神の御加護あれ。【呪術廻戦】【男主】 (ページ6)

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4話ページ6

貴方side

自己紹介をした。

すると、

学長「何しに来た」

え？何しにって？
〈面談だろう。〉

『面談…？』

学長「呪術高専にだ」

え〜〜知らね〜
〈俺に聞くな。自分で考えるんだな。〉

『…蜃を飼い慣らすため？』

学長「その先の話だ

ソレを飼い慣らしたとして、お前に何が出来る。その先に何を求める。」

『お祓いですか。お父さんみたいに。人助け？契約があるし。』

〈愚か者。〉

学長「家業だの契約だの自分の意思は？

"不合格だ"」

そう言った後

学長の横にあるぬいぐるみが動き出した。

『！？何これ』

学長「"呪骸"人形だよ。私の呪いが篭もっているがね」

次の瞬間飛びかかってくる。

俺はすかさず腕を頭の前に持ってきて、防御体勢をとる。

だが

_________ﾊﾞﾁﾝ！

呪骸は、床に打ち付けられる。

え、神様？神様がやったの？

〈喚くな小僧。今この状況でお主に何かあっては俺が困る。〉

学長も五条先生も目を丸くしてこっちを見てるよ。

殺されちゃうよ。おい！

今のどうやったんだよ。

〈なんの。お前らの言う呪力とやらだ。滑稽だなお主らの表情は。〉

学長「呪術師は常に死と隣り合わせ。

自分の死だけではない。

不快な仕事だ。

それを他人に言われたから？笑わせるな

今一度問う。君は何しに呪術高専に来た。」

『こちとらもう他人じゃないんすわ。半分体持ってかれてるようなもんで、
俺からしたら半分神様なんすわ。
つまり、自身なんです。
それを否定されちゃ敵いません。

仮にも神様。
神は時として不平等に無差別に救いを差しのべてくれるんすよ。
その逆も然り。

呪うなら、俺はこの神だけを呪って死ぬ

誰かの願いなんて知りません。
神を宿すとは、こういうことなんです。
神が絶えれば、俺も死ぬ。
逃げられないし、逃げたらいけない。
まず、こいつは本当は悪い神じゃない。
悪いのは俺のコントロール。
これから先に、何が起きようと、我に神の御加護あれ。って思います。』

〈馬鹿馬鹿しい。そう簡単に行くと思うなよ。阿呆。〉

学長「悟。寮を案内してやれ。

それから諸々の警備の説明もな

"合格だ" ようこそ呪術高専へ」

『…？？？』

五条先生の方を見るも、不思議そうに呪骸を見てるし。

〈お主、少しいいか。〉