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油と卵のアレの行方 ページ38

―――早朝。いつも通り隊士さん達を起こし、いつも通り沖田さんとバトルを繰り広げる。





そして休む間もなく食堂へ行き、朝食を済ませ今日の仕事に取り掛かる。
いつも通りの一コマ、昨日までと大して変わらない今日の幕開け……しかし、





「……お、今日は卵焼きか」



「…っ、土方さん!?」





1つだけ昨日と違う事。

炊き立てのご飯を頬張る私の前に腰を下ろしたその人を見上げれば、トクリッとなる胸。――私は昨日、この人に惚れているのだと自覚した。





「朝稽古はどうしたんですか?サ、サボりですか??」



「サボってねーよ。つーかなんでどもってんだ?」



変にどもっている私に怪訝そうな目線を向ける土方さん、そんな土方さんに「別に、気分です」なんて理由になっていない事を言えば意味が分からないと言う顔をされる。

…そんな顔しないでよ。そもそもどもっちゃったのは土方さんが急に現れるからじゃないか。何の前触れもなく目の前に来られたら誰でも驚くでしょ、しかも好きな人が現れたんだから。

しかしそんな事を土方さん本人に言えるわけもなく。






「今日はやることが山積みなんだよ」




「だから朝稽古サボったんですか?」
「なんでてめぇは俺を頑なにサボらせたがんだよ」






別にサボらせたがってるわけでは無い、私の中のボキャブラリーが乏しいだけである。
…というか本当になんで土方さんはここに来た。仕事が山積みなのはいつもの事だが私が朝食を食べている時に来たことなんて今までなかった。






「はい、副長さん。お待ちどう様!」





なんて考えていると元気のいいおばちゃんの声と共に運ばれた朝食が乗ったお膳。味噌汁に白米、卵焼きに煮物などなど…私と変わらない内容なのだが――。



(――なんでマヨネーズ??)




ご飯の隣にあるのは、赤いキャップが特徴の油と卵で作られたアレである。
今日は別にマヨネーズをかける献立何てないけど……。一体何に使うのだろうか?と思い土方さんの動きを見ていると。





「………え、」

「ん?」

「…何してるんですか」





何の躊躇もなくご飯の上にブチューとマヨをかけている土方さんは「何か問題でもあんのか?」とさもかけるのが当たり前のように言った。

マヨラーの極み→←二度目の跡 -土方side-



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桜月(プロフ) - 続きが気になります!続き書いて下さい! (2017年6月17日 21時) (レス) id: 1574d4bc36 (このIDを非表示/違反報告)
紅華(プロフ) - 吉望さん» ありがとうございます!!!いっぱいキュンキュンしちゃってください!これからも頑張ります!! (2017年5月3日 21時) (レス) id: a1f5dcc952 (このIDを非表示/違反報告)
吉望(プロフ) - うわぁぁぁぁぁぁ↑もう土方さんにキュンキュンしてます!不器用なところが良いですよね^^これからも頑張ってください! (2017年3月22日 1時) (レス) id: 08a24554a0 (このIDを非表示/違反報告)
紅華(プロフ) - 咲良さん» 嬉しい!来てくれてありがとう!私もアイラブ土方さんよ(*´∀`*)♪ 頑張って書くね! (2017年1月28日 15時) (レス) id: c24c6aa26f (このIDを非表示/違反報告)
咲良(プロフ) - 久しぶり〜!!宣伝見て来たよ!アイラブ土方さんだからチョー嬉しい! (2017年1月24日 20時) (レス) id: cb0c504161 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紅華 | 作成日時:2017年1月2日 20時

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