【文豪ストレイドッグス】マフィアの私が学生にされた件について２【暗殺教室】

第85話と作者より ページ47

Aside



「ですからこの公式を〜」


戻った後は、数学の授業だった。

正直私、授業受ける必要ないんだよね。だって暗殺のためだけに来てるわけだし。

じゃあ何のために今受けてるかって？

そんなの、決まってるじゃない。


「金子さん、今どう？」

「もうちょっと……今は説明に熱心になりすぎて逆に生徒に意識がいってるから」

「ああ…誰がわかってないかってのの監視」

「そうそう」


暗殺の為！

暗殺教室では授業中だって暗殺の時間。

授業妨害にあたるから怒られるとは思うんだけど…

でも私、『授業妨害をしない』なんて契約してないし。

つ・ま・り、私はいつだって暗殺Time！

……なんて、成功する訳ないけどね。


「はい、では解いてみてください」


授業は淡々と進む。渋々与えられた問を解いて、暗殺のことは頭の隅に追いやった。

幸い、数学は嫌いではない。

パズルのようで、解いている時は、そりゃあ戦闘だったりには劣るけど、それなりに楽しいものだ。

知識を巡らせて、すらすらと筆を進めれば、満足気なタコの顔が一瞬だけ視界の端にうつって消えた。


「解けている人は周りの人に教えてあげてください…教えあいもまた勉強ですから」


全く、教師のようなことを言うタコである。

偉そうに教卓の前で教鞭をとって、自分は人間だと主張するような＿＿


＿＿そしてそこで私は、ひとつ思ってしまったのだ。





あの超生物は、一体、何処で造られた？










∞----------------------∞


お久しぶりです、いわいざけです……

更新遅くなってすみません(土下座)

慣れぬ高校生活は大変です💦言い訳がましいですがお許しくださいorz


さて、金子ちゃんと赤羽くんの関係が修復されたところで、次は中也さんとのフラグが立ちましたねぇ

皆様から頂いたコメントのおかげで、こうして路線を定めることが出来ました。ありがとうございます！


今後も、少しずつですが更新を頑張りますので、応援していただけると嬉しいです


それでは、次回の更新まで！

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