☆その６ ページ28
『マヤ、このお店、小さい頃に家族で来たんだよ』
ﾏﾔ『にゃあ』
『ふふ、入ってみる？』
ﾓﾌﾞ『おや！美月ちゃんじゃないかい？』
愛猫と一緒に町を歩いていると知り合いの人にあった。
ﾓﾌﾞ『ここ数年間まったく見ないから心配したんだよ。マヤちゃんも相変わらず『ｼｬｯｰ!』…獰猛ねぇ』
『す、すいません！こら、マヤ！』
ﾓﾌﾞ『いいの、いいの』
少し話し込んでいるうちにマヤはいつの間にか姿を消してしまった。
『それでは…また。…ん？マヤ？マヤ！』
町中を探すがどこにもいない。そうこうしているうちに町外れの山道に入ってしまった。
『ここは…どこ？まさか、どこかの領内に？？』
ここがドクタケだったら…
『あ、でも私は…ドクタケ側に存在すら知られてないんだった』
これはラッキーというべきか…
？『……っ！…………やめ………離して！…！』
『……？子供？』
どこからか複数の気配と声が聞こえてくる。怒鳴り声や鳴き声、そして…誰かを殴るような音。
『そういえば…さっきの知り合いのおばさんが…』
＿＿最近、この近くの山奥で子供が行方不明に＿＿
『っ！不味い！』
山賊１『このクソガキ！手こずらせやがって』
子供１『うええんっ！痛いよぉ』
子供２『母ちゃんっ！父ちゃん！』
子供３『誰かぁ…助けてぇ』
薄暗い木々に覆われた所で三人の子供が所々に怪我を負いながら体を寄せあって泣いていた。それは目の前にいる男達から恐怖を感じているため。
『(敵は四人…子供は三人ね。山賊は見た感じ刀を所持してる)』
木の影に身を潜め、様子をうかがう。
山賊２『おいおい、傷物にするなよ』
山賊３『大事な商売道具なんだからよ』
子供２『商売…道具？』
山賊４『俺らの仕事さ！健康な子供はいい値がつくんだよ！』
子供３『やだやだやだ！』
子供１『お家に帰りたいっ！』
山賊１『たくっ！少しは大人しくしろっ！』
また山賊が子供に手を挙げようとしたときだった。
『子供を泣かせるなんて…許さない』ｷｯ
後ろに忍び寄り、首もとにｽｺﾞ腕から貰った短刀を突きつけた。
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ティファニー(プロフ) - ミラ@サブさん» ドクササコEND完成いたしました！是非読んでください！異世界END感動していただけて嬉しいです。 (2017年12月29日 16時) (
レス) id: cf802c1ddb (このIDを非表示/違反報告)
ミラ@サブ - すいません！字数足りなさそうだったので…他のENDもとても楽しみです！更新頑張ってください！ (2017年12月17日 21時) (レス) id: fe5b0c9f56 (このIDを非表示/違反報告)
ミラ@サブ - お久しぶりです！いや〜異世界ENDすごく感動しました！今のﾄﾞｸｻｻｺENDもすごく楽しみです！どちらもどこか切ないのが何とも言えませんな…ｱﾚ、ｵｶｼｲﾅ目ｶﾗ汗ｶﾞ (2017年12月17日 21時) (レス) id: fe5b0c9f56 (このIDを非表示/違反報告)
ティファニー(プロフ) - 夏さん» コメントありがとうございます！感動ものの作品になれば幸いです！これからのENDも是非みてください！ (2017年12月5日 22時) (レス) id: cf802c1ddb (このIDを非表示/違反報告)
夏 - 感動です…読んでて涙が出そうになりました… (2017年12月4日 20時) (レス) id: e108562f23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ティファニー | 作成日時：2017年10月28日 22時
