１４０ 感情など… ページ44
平『ならば私が！』
田村『いや！私が！』
上級生全員で襲っても逆に味方に攻撃してしまう可能性が高い。そう判断したのか、まずは四年生がかかってくる…(言い争い)
『(私の役目は気を引くこと…ならどんなことでもしてみせる)』ｷｯ
『『！？』』
美月の目が変わった。美月は気づいていないが、利吉との任務中は人格が入れ替わったように、まるで人形になったかのようになるのだ。
暴力で支配される＿＿＿なら、美月自身が支配されても”感情“が迷子にならない方法……
それが感情を一時的に切り離すことだった
必要な時にだけ感情を戻す、前回のように感情を露にして三年前の忍を倒すのは美月にとって例外だったが、暴力を振るわれるうちに身に付いたものだ。
『…』
無言で駆けだし、後方に立っていたタカ丸を攻撃する
タカ丸『わっ！？っ！』
前方に立っていた滝夜叉丸と三木ェ門にとってあえて自分達ではなく後ろの人物を狙った美月の行動は意外だった。
潮江『何してる！さっさと狙え！』
『『は、はい！』』
我に返った二人は後ががら空きの美月に苦無で左右から二人同時に仕掛ける。
『…』
二人の行動は見向きもせず気配だけで二人の接近を確認すると、タカ丸と対峙する短刀を右手に、左手で滝夜叉丸の方向に手裏剣を放つ。
平『ｷｰﾝｯ((こんなものでは私を倒せん！』
『…』ﾌﾞﾝｯ
タカ丸『わあっ！？』
竹谷『…！田村！避けろ！』
滝夜叉丸が手裏剣を跳ね返した後、一瞬の隙を狙ってタカ丸を投げ飛ばしたかと思うとその場を即座に離れる。
田村『え？何故っ…！？』
観戦していた竹谷の声に耳を傾けていると何故か手裏剣が田村に向かってきていた。
田村『なっ！車返し！？』
車返し＿＿滝夜叉丸は無意識に手裏剣をそのままブーメランのように飛んできた方向に返していたのだ。
綾部『残念だけど、四年生は僕達もいるよ』
『…』
顔は向けず目だけでその主達の存在を確認する
守一郎『何なんだよ！その態度！』ﾀﾞｯ
綾部『ほーんと、むかつくよね』ﾀﾞｯ
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柑橘 - はじまして、柑橘です。どの小説も二度見しちゃうくらい面白かったです。とくにこの作品は面白いかった！こういう世界観大好きです。これからも頑張ってくださいね✨ (12月19日 18時) (
レス) @page7 id: 9eaae6032f (このIDを非表示/違反報告)
ティファニー(プロフ) - ちかぱさん» 応援ありがとうございます！楽しみに待ってていただけて嬉しいです！頑張ります！ (2017年9月17日 21時) (レス) id: cf802c1ddb (このIDを非表示/違反報告)
ティファニー(プロフ) - 夏色さん» 夢主を応援してくれてるんですか？嬉しいです！気合いいれて続編書きます！ (2017年9月17日 21時) (レス) id: cf802c1ddb (このIDを非表示/違反報告)
ちかぱ - いつもこの小説が更新されるにを楽しみにして見ています。応援しています、頑張ってください。 (2017年9月17日 19時) (携帯から) (レス) id: 36732e8268 (このIDを非表示/違反報告)
夏色 - この作品大大大大好きです！いつも美月ちゃんがんばれー！って思いながら見てます！これからも投稿頑張って下さい！ (2017年9月17日 18時) (レス) id: e108562f23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ティファニー | 作成日時：2017年8月12日 11時
