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☆美月side
ﾕｷ『月ちゃん！あっちでは生物委員会が言い争いをしていて…そのあと竹谷先輩はいなくなったみたいだけど』
ﾄﾓﾐ『あと、会計や図書の方からも怒声が聞こえたわ』
一体、どうなってるの？
なんでいきなり委員会なんかに…
ｼｹﾞ『大変でしゅ！体育委員会がボロボロで帰ってきました！』
「体育が？怪我は？」
黒木『その心配はないみたい』
彦四郎『金吾は疲労で疲れただけみたいだし』
学級の二人も騒ぎを聞きつけ、委員会を回っていたらしい
すると、回りには学級の二人に連れられて来たのか泣きながら、または怒りを持ちながら続々と下級生が集まってくる
孫兵『ジュンコをなんだと思ってるんだ…！』
団蔵『ﾋｸｯ…ｳｯ…ｸﾞｽｯ』
きり丸『……っ！』
乱太郎『団蔵、ほら顔ふいて』
伊助『きり丸は我慢しなくていいんだよ』
《美月、何が起こっているのかわかる？》
《分からない。なんでいきなり委員会に現れたのか》
矢羽音からでも月ちゃんの困惑が伺える
《でもね、今私たちがすべきことがあるでしょ？》
私が三年間、一人で泣き続け苦しんだけど、誰も手をさしのべても抱き締めてもくれなかった
今目の前にいるこの子達も私と似たような感じなのかもしれない…なら
『皆、おいで。泣きたいときは泣いていいんだよ』
私は月ちゃんやあっちの皆と会ってようやく“泣いていい”という感情をもった
なら、私に出来るのはまずは抱き締め、話を聞いてあげることだ
「…美月…。ほら！僕のところにもおいで」
手を広げると小さな塊が次々にぶつかってくる
大声で泣く子や、私の衣を掴みながら悲しみをこらえる子、そしてぽつりぽつりと今までの事を話す子もいた
『団蔵君、いっぱい計算したんだね。偉い』
「生き物を守ったんだって？さすがだよ！」
一人一人撫でると涙ながらも笑ってくれる
《月ちゃん、そろそろこの子達にも私の過去を知ってほしい》
《じゃあ、落ち着いたら部屋に行く？》
《うん。月ちゃんのことは伏せておくね》
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柑橘 - はじまして、柑橘です。どの小説も二度見しちゃうくらい面白かったです。とくにこの作品は面白いかった！こういう世界観大好きです。これからも頑張ってくださいね✨ (12月19日 18時) (
レス) @page7 id: 9eaae6032f (このIDを非表示/違反報告)
ティファニー(プロフ) - ちかぱさん» 応援ありがとうございます！楽しみに待ってていただけて嬉しいです！頑張ります！ (2017年9月17日 21時) (レス) id: cf802c1ddb (このIDを非表示/違反報告)
ティファニー(プロフ) - 夏色さん» 夢主を応援してくれてるんですか？嬉しいです！気合いいれて続編書きます！ (2017年9月17日 21時) (レス) id: cf802c1ddb (このIDを非表示/違反報告)
ちかぱ - いつもこの小説が更新されるにを楽しみにして見ています。応援しています、頑張ってください。 (2017年9月17日 19時) (携帯から) (レス) id: 36732e8268 (このIDを非表示/違反報告)
夏色 - この作品大大大大好きです！いつも美月ちゃんがんばれー！って思いながら見てます！これからも投稿頑張って下さい！ (2017年9月17日 18時) (レス) id: e108562f23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ティファニー | 作成日時：2017年8月12日 11時
