１１３ 会計・作法・体育編 ページ17
会計
ｲﾗｲﾗｲﾗ…
文次郎『団蔵、字が汚すぎて解読に時間がかかる！それにいつまで計算しとるんだ！どうせ間違ってるくせに！』
団蔵『は、はい…す、すみませ…ん』
田村『なぜ、会計委員会には組が入れたんだろうな。ん？他の二人も手を休めるな！』
天女のもとへ早く行きたいせいか、いつもはまじめに文句を言わずにやる解読も、ミスへの注意も一段とひどかった
団蔵『…あの！ここの計算は何度も見直したんで絶対にあって『バカタレ！信用できるか！』っ！』
田村『天女様と私達の時間を潰す気か？』
団蔵『そ、そん『いい加減にしてください』』
言いたい放題の上級生の前に左吉と左門が立ちふさがる
左吉『は組だから計算は苦手かもしれません！でも、団蔵は一生懸命やった！』
左門『久しぶりに先輩と話せて団蔵は嬉しかったんです！なのに！』
こんな仕打ちは許されるだろうか？
『『先輩はもう、僕達が尊敬する先輩じゃない！』』
＿＿＿＿
作法
ﾊﾞｷｯ!
作法室にとある物音が響く
立花『伝七！その簪は天女様にお渡しする約束だったんだぞ！』
伝七『え？』
顔面蒼白の伝七は恐る恐る自分の足元を見ると桃色の花柄の簪がバラバラになっていた
兵太夫『でもそれ、作法委員会の私物ですよね？』
綾部『これを前に見た天女様が欲しがってたの！綺麗にしてからお渡しするつもりだったのに！』
藤内『……天女様に渡すんですね？』
立花『？』
何が言いたいのか訪ねようとすると突然立花と綾部の足元がうく
綾部『っ！落とし穴！？』
落ちると共に、上を見あげると下級生三人がこちらを見下ろしていた
兵太夫『…まさかこのカラクリに気づかず落ちるなんて』
伝七『簪の件は謝ります…でも』
あの簪は、作法委員会の皆で一緒に町で買ったものなのに簡単にあげちゃうんですか？
藤内『あなた方は憧れの先輩でもなんでもないです』
思い出の品まで他人にうってしまうんですから
＿＿＿＿
体育(四郎兵衛side)
はぁ…はぁ…
僕の背中には途中で倒れてしまった金吾がいる
そして右手には迷子にならないように縄で繋いだ次屋先輩を持っている
金吾『ご、ごめんなさい。あ、あとは…歩きますから』
四郎兵衛『無理しないんだな…大丈夫だから』
体育委員会で久しぶりのマラソンをしていた…なのに…
次屋『…いつもは七松先輩は待っててくれるし滝夜叉丸先輩は俺達を引っ張ってくれたのに』
二人は天女様に会う為、僕達をおいていった
正直、今の先輩は嫌い
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柑橘 - はじまして、柑橘です。どの小説も二度見しちゃうくらい面白かったです。とくにこの作品は面白いかった！こういう世界観大好きです。これからも頑張ってくださいね✨ (12月19日 18時) (
レス) @page7 id: 9eaae6032f (このIDを非表示/違反報告)
ティファニー(プロフ) - ちかぱさん» 応援ありがとうございます！楽しみに待ってていただけて嬉しいです！頑張ります！ (2017年9月17日 21時) (レス) id: cf802c1ddb (このIDを非表示/違反報告)
ティファニー(プロフ) - 夏色さん» 夢主を応援してくれてるんですか？嬉しいです！気合いいれて続編書きます！ (2017年9月17日 21時) (レス) id: cf802c1ddb (このIDを非表示/違反報告)
ちかぱ - いつもこの小説が更新されるにを楽しみにして見ています。応援しています、頑張ってください。 (2017年9月17日 19時) (携帯から) (レス) id: 36732e8268 (このIDを非表示/違反報告)
夏色 - この作品大大大大好きです！いつも美月ちゃんがんばれー！って思いながら見てます！これからも投稿頑張って下さい！ (2017年9月17日 18時) (レス) id: e108562f23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ティファニー | 作成日時：2017年8月12日 11時
