親友が気に入られてた【灰谷兄弟】

#15 ページ16

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東京卍會 vs 芭瑠覇羅

これが今回の抗争だった。
“一虎”と呼ばれる男が仕切り役の阪泉を殴り始まる。



開始数分勝利が既に見えていた。



『東卍の反撃ありに1万』

蘭｢んじゃあ俺も〜｣

竜胆｢え、俺は…これで終わるに、｣

蘭｢『終わるに〜？？』｣

竜胆｢ッ……2万!!｣



そう竜胆が言って数秒後東卍の副総長“ドラケン”が戦況を覆した。



蘭｢『はい2万な/ね〜〜！』｣

竜胆｢クッッソ！｣



だがまた東卍が攻められる



竜胆｢マイキーの負けだ｣

『あれは痛いね』

蘭｢病院行きだろーな｣



ここまでの数分、退屈のしない良い抗争になっていた。
なのに少し様子が可笑しくなってきた。
どちらかのチームがナイフを出すのは散々蘭たちの喧嘩で見てきた。でもそれ以上にやばい気がする

予感的中。東卍の1人は自決した。あのふたチーム、と言うより一虎と東卍には何か絶対ある



『なにこの感動的なシーン、』

竜胆｢Aもしかして泣いてんの｣

『泣いてはないけど抗争でこんなに感動した事ない』

蘭｢取り敢えずさ、｣



ファンファン

ピーポーピーポー



蘭｢帰んぞオマエら｣

竜胆｢ん｣



あの黒髪の男死ぬんだろうな。
まあ、私には関係の無いことだけど



『久しぶりにスイーツ食べ行こ！！あの新しいとこ！』

竜胆｢お！いいな！｣

蘭｢竜胆の奢りなー｣

竜胆｢はあ、？！！｣

『2万負けてるからね』

竜胆｢んなのありかよ！！！｣



(竜胆の奢りで)スイーツを食べた後そのまま私の家に帰りいつものように2人は泊まっていった。



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