長いよ。 ページ37
千空の話はまだまだ続く。
千空「その無水酢酸をアニリンに垂ら＿＿＿＿そうとして一気にぶっかけすぎてドカーンだ」
『それがこの残骸ね』
千空「やっとできたアセトアニリドにクロロ硫酸を混ぜりゃP-アセトアミドベンゼンクロロスルホン酸でそこにアンモニアぶち込んだP-アセトアミドベンゼンスルホン酸アミドを塩酸で煮た料理があれな」
『それ料理なの?』
ボクは食べたくないな。
食べたら死ぬかもしれないし、大丈夫かもしれない。
分かんないからパス。
ゲン「よく噛まずにいえるね千空ちゃんそれ」
それな。
好きなものにかけるものは違うわー。
僕の場合ステルスと暗号かな。
千空「最後に!その炭酸だ！」
ゲン「そうそう千空ちゃん。これってまさかとは思うけど＿＿」
そのまさか…ではないだろうな。
千空「ああ、炭酸と言やあ…！」
ゲン「！！炭酸と言えば…!」
千空「『水酸化ナトリウムと混ぜて重曹にする!!』」
よっしゃはもった。
重曹…重曹!?
よし、クエン酸できれば洗濯革命が起きる。
環境に優しいナチュラルクリーニングができるのだよ…。
まあこんな話どうでもいいね。
ゲン「だ・よ・ね〜そうそう重曹、俺もそう思ってた」
『嘘つけ〜』
重曹を持って表に出る千空の跡に慌ててついていく。
千空「STEP25！最後にこの料理を重曹で洗えばスルファニルアミド、そう別名…万能薬サルファ剤の完成だ…!」
全員が歓声を上げる。
完成して歓声ってね。ふざけてごめん。でもうれしくってさ。
クロム「長かった!半年、ヤベーほど…!」
コハク「これで、やっと、やっとルリ姉が…」
コハク姉の目には涙がにじんでいる。
千空「あ゛ーーー泣くのは早ぇよバカ。実際治ってからにしやがれ」
コハク「！！泣いてなどいない!」
『そういうことにしとくよ〜』
実際ボクも泣いてんだけどね。
マフラーと前髪のおかげで見えないだけで。
千空「八香、テメーもだ」
ばれてたよーーー。君なんでそういうところにだけ敏感なんだよー。
サルファ剤をルリ姉に飲ませるために橋を渡ろうとするとゲン君がそこで歩みを止める。
ゲン「残念。俺は村に入れないからルリちゃんが飲む記念シーンは立ち会えないよ♪」
千空「ククク、テメーは一人寂しくラボで待ってろ」
スイカ「ゲンだっていっぱい活躍してくれたのにかわいそうなんだよ…」
『大丈夫、ご褒美は置いてきてるから』
コーラという名の、ね
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ルナ(プロフ) - Rainさん» ありがとうございます！巻いているキャラ作ってみたかったんですよ〜！( *´艸｀) (2020年7月3日 6時) (
レス) id: 12a6aa9173 (このIDを非表示/違反報告)
Rain - おおぉぼくっこ好きですよ！！あと夏でもマフラーっていう設定めちゃくちゃ好きです！ (2020年7月2日 22時) (レス) id: 3d2006b17f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルナ | 作成日時：2020年7月2日 20時
