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それからはもう動くことが出来なかった

いつもの善逸と全く違う……目を奪われる

善逸は毒に蝕まれている中、鬼をあっという間に倒した

『善逸!』

小屋の上に登り、善逸の様子を見る

どうしよう…毒が…!

『善逸!呼吸を使って少しでも毒の巡りを遅らせて!できるね?』

善逸「…ん………シィィ…」

よし、あとは…

『近くにしのぶがいればいいんだけど……』

しのぶを探しに小屋を降りようとすると、1匹の蝶が目の前を通り過ぎた

これは…

胡蝶「もしもーし、大丈夫ですかぁ?」

『しのぶ!!』

やっぱり、しのぶだ

胡蝶「Aさん、ここは私に任せて、あなたは他の鬼をお願いします」

『わかった!…善逸…ありがとう』

善逸「…ぅ、ん…」

善逸の小さくなった手を握り、お礼を言ってから私は走り出した

『あーもう!私怒ったもんね!!那田蜘蛛山がなんのもんじゃい!!』

もう怖くないからぁ!!仲間失う方が怖いわ!!!!

「〜〜…〜!」

『!、話し声…?』

何やら声が聞こえ、そちらへ全力疾走をする

『……!、たんじろ___ッ…』

そこにいたのは炭治郎と恐らく十二鬼月の鬼

声をかけようとしたら、炭治郎に糸が迫っていた

そしてその瞬間、禰豆子ちゃんが盾になろうと箱から出ているのが見えた

ダメ…!!


_ザシュッ_


『っぁぐッ……!!』

炭「!?…」


私は思わず2人の前に出て、攻撃を受けた

やば…腕千切れそう…

炭「A!!!」

炭治郎は倒れた私を抱え、茂みへ移動した

炭「A!A!なんでッ…こんな…!」

禰「むぅ!!」

千切れそうな腕を引っつけようと炭治郎は腕を持つが、それはどうにもならない

『わた、しは…現世の鬼じゃ、ない……治らないよ…』

炭「そんなッ…!……!、珠世さんから貰った薬は!?」

『…隊服の…ぽけっと、に…』

隊服のポケットを漁ると、炭治郎は薬を出してそれを私に打った

するとみるみる治っていく私の体

けど、意識はまだ朦朧としている…

累「坊や、坊や、出ておいで、話をしよう」

すると先程の十二鬼月が炭治郎に話しかけた

話を聞くと、私と禰豆子ちゃんを渡す代わりに炭治郎の命は見逃すというものだった

炭「そんなこと…承知するわけがないだろう!!」

やっぱりあなたはそう言うよね…優しい子だもの…

でも…

『…私、1人じゃ……だめ、なの…?』

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Nami - 鬼灯さんと夢主ちゃんの関係とか柱にバレたりしちゃうのかな?それで鬼灯さんか柱か嫉妬とか…?🤭 (8月16日 20時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
天縁零 - ギャグかなって思ったら十二鬼月のところの夢主の真面目な感じとかあって凄いと思いました! (2020年9月8日 18時) (レス) id: 0a308e203c (このIDを非表示/違反報告)
白桜姫 - めっちゃ好きです!続きをください! (2019年11月6日 23時) (レス) id: 255f06e68e (このIDを非表示/違反報告)
すものうち - このクロスオーバーとっっってもすきです!これからも頑張ってください! (2019年11月5日 2時) (レス) id: 4be92db5fe (このIDを非表示/違反報告)
ミドノ - この作品が好きです!!続きがとても気になります!! (2019年11月5日 1時) (レス) id: fa2990b843 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:繭花 | 作成日時:2019年8月22日 18時

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