考え事27 ページ28
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「ナルト…すぐに助けてやらなくて悪かったな。
ケガさしちまった…お前がここまで動けないとは思ってなかったからな」
「とりあえずサスケ、よくやった。
サクラとAもな…」
カカシ先生の言葉に会釈しつつ
ナルトの方を見る。
変なこと起きないといいけど。
「よォ…ビビリ君」
「!!!」
言わんこっちゃない…と思わず呆れるが
怒り出したナルトを先生が阻止した。
「ナルト!ケンカはあとだ。
こいつらの爪には毒が塗ってある」
「傷口を開いて毒血をぬかなくちゃならない。
あまり動くな、毒がまわる」
すると、敵を抱えたカカシ先生が
タズナさんに声をかけた。
「タズナさん」
「な…何じゃ…!」
「ちょっとお話があります」
そういうと木の前に
縄を使って敵を動けないようにした。
とりあえず敵を固定してから
タズナさんに話を聞くのか。
「こいつら霧隠れの中忍ってとこか…」
「こいつらはいかなる犠牲を払っても戦い続けることで知られる忍だ」
「…なぜ我々の動きを見きれた」
「数日雨も降っていない今日みたいな晴れの日に水たまりなんてないでしょ」
なるほどと納得すると同時に
今度からもっと周りを注意しようと改める。
「あんたそれ知ってて何でガキにやらせた?」
「私がその気になればこいつらくらい瞬殺できます…が…私は知る必要があったのですよ…
この敵のターゲットが誰であるのかを…」
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自由人(プロフ) - とてもおもしろく読ませてもらっていマス!!無理せず頑張って下さい!!楽しみにしています!! (8月16日 1時) (レス) id: b34eb76dce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カワラノ | 作成日時:2023年8月8日 15時