転生してきたことを隠そうと思います。【NARUTO】 (ページ27)

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考え事26 ページ27

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色々ありつつ、
里を出発した。

「ねぇ…タズナさん」

「何だ？」

「タズナさんの国って波の国でしょ」

「それがどうした」

どうしたんだろうと思いつつ
耳をかたむける。

「ねえ……カカシ先生…その国にも忍者っているの？」

「いや、波の国に忍者はいない。

…が、たいていの他の国には文化や風潮こそ違うが隠れ里が存在し、忍者がいる」

カカシ先生が国と忍について話してくれた。

忍の里の存在は国の軍事力。
とはいっても里と国の立場は対等。

ただ、波の国のような他国の影響を受けにくい
小さな島国では忍の里が必要ないこともある。

それぞれの忍の里の中でも、木の葉、霧、雲、
砂、岩の五ヶ国は国土、力が絶大なため
忍五大国と呼ばれている。

その里の長が影の名を語れるのもこの五ヶ国
だけでいわゆる五影は各国何万の忍者の
頂点に君臨する。

「へー、火影様ってすごいんだぁ！」

「……お前ら今火影様疑ったろ」

カカシ先生の言葉に
三人が一瞬足を止めた。

「ま…安心しろ。
Ｃランクの任務で忍者対決なんてしやしないよ」

「じゃあ外国の忍者と接触する心配はないんだァ」

「もちろんだよアハハハ！」

なんか笑い方怖いな…と
失礼なことを思いつつ歩く。

途端に、鎖のようなものでカカシ先生が捕まり木っ端微塵にされてしまった。

「キャー!!」

「カ…カカシ先生ェ!!」

『(いや、あれは…)』

カカシ先生じゃないだろうと思っていると
いつの間にかナルトが狙われていた。

「2匹目」

「！」

うちはさんが間髪いれずに手裏剣とクナイを
使って相手の武器を木に固定すると、敵の顔を
蹴った。

敵がタズナさんに方向転換すると
春野さんがそれに気付きクナイを構えた。

「おじさんさがってェ!!」

「!!」

春野さんを守るようにうちはさんが前に出る。
おぉ、流石は男の子ですなぁ。

『(それっ!!)』

脇腹めがけて蹴ると
体勢を崩した。

流石に飛ばすほど力はないが
急所狙えばそれなりにダメージを与えられる。

もう一人がわたしを狙おうとしてきたたが
カカシ先生が一瞬にして二人を捕らえた。