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隠し事20 ページ21

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『(…あ、なるほど。超難関じゃないじゃん)』





仲間割れは罠で
要は協力しろということか。


タイミングを見計らって
三人を説得しよう。









_______








_____







___









『(そう簡単にはいかないか……)』





思わずため息をつくと、
慰めるように風が吹く。



わたしの考えが甘かった。
そんな簡単に信じるワケないよな。





『(変化の術使えば春野さん誘えたか。
春野さんがいればナルトも来るし……


でもうちはさんを誘う時に困るか。
変化だってバレる可能性高いし……)』





最善策はないかと地面に書いていると
ジリリリと時計がなった。


どうにかできないものかと諦めきれずに
考えていると地面に影がかかった。





「よく気付いたね」



『…逆を言えば気付いただけですけどね。
これは伝え方が悪かったです』





もしわたしが主人公だったら
人の心も動かせたのかな。



そう思いつつ丸太のところに向かうと
ナルトが縛られていた。


…ドンマイ。





「ま!お前らは忍者学校に戻る必要もないな」



「!!」





三人がホッとしたような表情をするのを見て、
どうにかできたのではと後悔する。





「じゃあさ!じゃあさ!ってことは4人とも…」



「……そう、4人とも…忍者をやめろ!」



「!!?」





笑顔で言う先生に若干恐怖心を抱くが、
やっぱりそうなるよねと納得する。


しかし、ナルトは納得いっていない様子で
先生に食いつく。





「忍者やめろってどーゆーことだよォ!!


そりゃさ!そりゃさ!
確かにスズ取れなかったけど!


なんでやめろまで言われなくちゃ
なんねェんだよ!!」



「どいつもこいつも忍者になる資格もねェガキだってことだよ」





すると、うちはさんが走り出したが
先生によって捕らえられてしまった。





「だからガキだってんだ」



「サスケ君を踏むなんてダメー!!!」





相変わらずだなと
ある意味尊敬する。





「お前ら忍者なめてんのか、あ!?


何の為の班ごとのチームに分けて演習やってると思ってる」





いきなり雰囲気が変わり、
思わず背筋をピンと伸ばす。





「え!?…どーゆーこと?」



「つまり……お前らはこの試験の答えをまるで理解していない……」



「答え…!?」



「そうだ。
この試験の合否を判断する答えだ」



「だから……さっきからそれが聞きたいんです」





すると、先生が呆れた様子で黙り込んだ。

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自由人(プロフ) - とてもおもしろく読ませてもらっていマス!!無理せず頑張って下さい!!楽しみにしています!! (8月16日 1時) (レス) id: b34eb76dce (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カワラノ | 作成日時:2023年8月8日 15時

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