転生してきたことを隠そうと思います。【NARUTO】 (ページ17)

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隠し事16 ページ17

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「ちゃんと一番がいるじゃないか」

ナルトとうちはさんの視線が春野さんに向く。しかし、当の本人は首を横に振る。

すると、三人の視線がこっちに向く。
まさかこんな形で目立つことになるとは…

「まさかA!!?」

『いや…たまたま…というか…』

火影様との約束、なんて言えるハズもなく
曖昧な返事をする。

「じゃ、みんな。午後から上忍の先生達を
紹介するからそれまで解散！」

『(結局ボッチかよ)』

みんな我が強いなァ…とどこか感心しながら
ひとり寂しくおにぎりを口に頬張る。

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午後になると、続々と上忍の人が入ってくる。
しかし、7班だけ来ない。

「ナルト！じっとしときなさいよ!!」

「何でオレ達7班の先生だけこんなに来んのが遅せーんだってばよォ!!」

他の班もどっか行っちまったしと
ふてくれたように言う。

それは同感だ。

「ちょっと!!何やってんのナルト!!」

「ニシシシ」

黒板消しを扉に挟むという
なんともベタないたずら。

『(……ちょっと楽しそう)』

せっかくならと思いバケツを取り出す。
水は後がめんどくさいので入れない。

黒板しに少し手を加えただけだ。
ギリギリセーフ。

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扉が開いて黒板消しが頭の上に落ちる
と同時にバケツも落ちる。

要は上忍の先生の顔がバケツということだ。

「きゃははは!!引っかかった!!引っかかった!!」

『あれま…すいません』

「先生ごめんなさい。私は止めたんですがナルト君とAちゃんが…」

さらりと巻き込まれているが
間違ってはいないので頭を下げる。

「んー…なんて言うのかな」

「お前らの第一印象はぁ……嫌いだ!!」

清々しいほど笑顔で言う先生。
なんか、自由な人だな。