検索窓
今日:48 hit、昨日:14 hit、合計:17,600 hit

隠し事15 ページ16

.





『あ、ありがとう、サスケさん』





女子の殺気のある視線にゾワゾワとしつつ
お礼を言ってそそくさと抜け出す。



思わずため息をつきながら
ヒナタちゃんの隣に座る。





「だ、大丈夫…?」



『ぼちぼちかなァ……』





あの二人は不安しかないと思いながら
先程いたところを見る。


やっぱり揉めているなと思っていると、
二人がキスをした。



情報量の多すぎる光景に
驚かずにはいられなかった。





「てめ…ナルト!殺すぞ!!」



「ぐぉおォオ!!口が腐るゥウ〜!!!」





これはマズイとヒナタちゃんの方をチラッと
見ると顔を真っ青にして口元を押さえていた。




また視線をナルトの方に戻すと
ナルトだけがボコボコにされていた。



あれはシンプルに可哀想だな。










_______








_____







___








「今日から君達はめでたく一人前の忍者に
なったわけだが…

しかしまだまだ新米の下忍。
本当に大変なのはこれからだ!」



「えー…これから君達には里からの任務が
与えられるわけだが…


今後は3人1組の班を作り……


各班ごとに一人ずつ上忍の先生が付き、
その先生の指導のもと任務をこなしていくことになる」





3人1組…わたしボッチとかないよね…
流石に心折れるぞ。





「班は力のバランスが均等になるよう
こっちで決めた」


「えー!!」


『(更にボッチになる可能性上がったー!!)』





続々と名前が呼ばれていくが一向に呼ばれる
気配がなく諦めかける。





「じゃ、次。7班」



「春野サクラ…うずまきナルト!」





春野さんががっかりしたように肩を落とし、
ナルトが万歳をして喜ぶ。





「三人目は…うちはサスケ」





今度は逆に春野さんが万歳をして喜んで、
ナルトが肩を落とした。


そっくり……





「それと…A!」





ここは特別に4人1組だと
説明するイルカ先生に感謝する。



メンバーに若干不安感じるけど
ボッチよりはマシだ。



わりと納得していると
ナルトが声を上げた。





「イルカ先生!!


よりによって優秀なオレが!
何でコイツと同じ班なんだってばよ!!」



「…サスケは卒業生28名中二番の成績で卒業。

 
ナルト…お前はドベ!


いいか!
班の力を均等にするとしぜーんとこうなんだよ」





それでも納得いかなかったのか
さらにイルカ先生に問いかけた。





「でもさ!でもさ!
なんで一番じゃないんだってばよ!!」

隠し事16→←隠し事14



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (36 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
130人がお気に入り
設定タグ:NARUTO , 転生 , うちはサスケ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

自由人(プロフ) - とてもおもしろく読ませてもらっていマス!!無理せず頑張って下さい!!楽しみにしています!! (8月16日 1時) (レス) id: b34eb76dce (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:カワラノ | 作成日時:2023年8月8日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。