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｢なるほど、そういう事ですか……｣
｢確かに私の行動が軽率だったのもある……それはわかってても…………つらくて……｣
言葉を重ねる度にじわりと目頭が熱くなる、涙が零れる前に蘭から受け取ったタオルで押さえる。
｢私、旦那さんの気持ちもわかるな……｣
｢え？｣
｢だって、自分のことをさんざん好きだって言ってたのに突然別の人とそういう事して……私のこと好きだったんじゃないの？ってちょっとムッとしちゃうの……。
でも、これっていい様に捉えれば旦那さんAさんの気持ち、ちゃんと受け止めてたんですよね。自分勝手で褒められるものではないですけど……｣
蘭なりに自分を励ましてくれているのだろう。
｢ありがとう蘭ちゃん……ごめんね2人とも急に押しかけちゃって……｣
｢あ、いえ……それは大丈夫ですけど｣
｢落ち着いてきたし……私帰るね｣
帰ることに関して心配してくれたがこれ以上2人の邪魔をするわけにもいかないのでお礼を言って工藤邸を出る。秋風は冷たく、思わずブルっと震えてしまった。
しばらくブラブラと街を歩いていると、前方から知っている顔が見える。あちらもこっちに気付いたようで、周りを少し確認してこちらに近寄ってきた。
｢こんばんわ｣
｢こんばんわ、えっと……あの時の……ウェイターだった｣
｢風見です｣
｢そう、風見さん。降谷の妻のAです。夫がいつもお世話になってます｣
ペコリとお辞儀をすると風見は同じように軽く自己紹介をしてお辞儀をしたあとキョロキョロと辺りを見回す。
｢おひとりですか｣
｢ええ……まあ｣
｢こんな時間に｣
｢う…………｣
平日の夜に主婦が街中を放浪してるだなんておかしな話だろう。風見は何か察したかのようにため息をついた。
｢あの、良ければどこか店に入りませんか｣
｢え、あ、ハイ｣
思ってもなかった誘いについ頷いてしまった。
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ゆ(プロフ) - ぱぱんださん» 殴り書き文に丁寧に感想くださりありがとうございます。勿論一部の方のみというのは重々承知ですのでこれからも私は続けていきたいと思います (2018年6月11日 1時) (
レス) id: 4d1a807fc3 (このIDを非表示/違反報告)
ぱぱんだ(プロフ) - が自身もよくわかるだけに、思わず長々とコメントしてしまいました。失礼致しました。そんな方たちばかりではないこともまた、わかっていらっしゃるかと思いますのでこれからもぜひ、更新頑張って下さいね(*^^*)応援しております！ (2018年6月9日 22時) (レス) id: d7440f8beb (このIDを非表示/違反報告)
ぱぱんだ(プロフ) - 少し目につき、少々思うところはありました。それだけ人気なジャンルであることは重々承知していますが、自分の作品として世に送り出す以上、最低限、マナーと責任は持つべきだと私は思います。持論を勝手に申し上げてしまって申し訳ありませんが、柚木様のお気持ち (2018年6月9日 22時) (レス) id: d7440f8beb (このIDを非表示/違反報告)
ぱぱんだ(プロフ) - 前作から密かに読ませていただいております。ツンツンな降谷さん、とても素敵です！今回、騒動の件を読んでコメントさせていただきました。正直な所そのようなことが起こっていたことすら知らなかったのですが、無断転用や転用とまでいかなくとも非常に似た類似作品など (2018年6月9日 21時) (レス) id: d7440f8beb (このIDを非表示/違反報告)
*柚木*(プロフ) - アレンさん» だいぶ感情に任せて書いたので無茶苦茶な文だったと思いますが読んで下さり、また同意してくださりありがとうございます。このような事を起こらせないことは難しいですが、そういった作品を消して行く事は可能です。お互い良い創作活動ができるよう頑張りましょう。 (2018年6月9日 7時) (レス) id: 4d1a807fc3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*柚木* | 作成日時：2018年4月1日 21時
