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お互い目が合って何分経過したのだろう
いや、分程度じゃないかもしれない
それくらい長い間見つめあっている気がした
先に切り出したのは私から
『あ、アニョハセヨ、えっと、すみません、えっと、会議室とか、どこにあるか、わかりますか？』
5秒前に思い出した会議室のこと
そういや私遅刻の身でした泣
久々のベクの声が聞けたから、考えてたこと全部忘れちゃってた
私がそういうと、
驚いた顔で、それも悲しそうに
｢あ、会議室ならここをまっすぐ行ってその奥にある、、あります。｣
目を逸らしてそう呟いた。
敬語、、、
そっか、、敬語か、、、
そうだよね、うん。敬語だよね普通、、、
自分から敬語で話したのに
どこか傷ついてる自分がいる。
『ありがとうございます。』
自分でも分からない複雑な顔を彼に見られないように
お礼だけ言って振り返る
ｸﾞｨｯ
『えっ』
｢案内する。方向音痴だろお前｣
手を引っ張られてなにも言えないこの光景に
彼の匂いや発言すべてに
懐かしさを覚えた
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みなみ - 読ませていただきました！続きが気になりました！受験頑張ってね！ (2021年5月21日 9時) (
レス) id: 38bc2a156b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あすか | 作成日時：2018年7月1日 17時
