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アジト1 ページ11

私とチョロ松さんがアジトの会議室に入ると、そこには既におそ松さんとカラ松さんがいた。

「あ、おかえりー。」

私達に気付いたおそ松さんが椅子に座ったまま此方に向かってひらひらと手を振った。

「ただいまー。…ん?何それ?」

チョロ松さんはそれに答えると、テーブルの上に置かれているものを見て言った。

それは、手紙のようだった。

封は既に開けられており、中から華やかな装丁が施された小冊子のようなものが覗いていた。

「招待状。ハタ坊からもらってきたー。」

おそ松さんがほいっとチョロ松さんに渡す。

「招待状?」

「Mr.フラッグがとあるパーティーに招待されたそうなんだが、主催が件の、お近づきになりたい人らしくてな。珍しく張り切っていたそうだ。さぞかし豪華なパーティーなんだろう、美味い肉とかありそうだな。」

カラ松さんも楽しそうな様子だ。

「俺達は招待されてないんだけど、パーティーに招待された人が2人までなら連れてきて良いらしいから貰ってきちゃったー。だってタダ酒にタダ飯だよ?乗っからない手はないよねー。」

「発想が最低だな。」

にししと笑うおそ松さんを、チョロ松さんが冷めた目で見ている。

『…あれ?このパーティーの主催者…ウィルバー、さん…?』

チョロ松さんが手に取った招待状を何気なく覗き込むと、そこには記憶に新しい名、ウィルバー・モーガンの名が主催者欄に書かれていた。

パーティの主催はMr.フラッグが
コネを作りたがっている、裏社会におけるキーマン。

それが…ウィルバーさん。

私の中で描いていた、裏社会におけるキーマンのイメージとウィルバーさんがどうしても一致しなくて戸惑いしかない。

先程まで図書館で話していた人物は、オカルト学を嗜む好青年にしか見えず、裏社会におけるキーマンだとはとても思えない。

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紫かぶら(プロフ) - 狐火@リリさん» ありがとうございます。ラストのオチはかなり早い段階で決めていたので、そう仰って頂き嬉しいです。夢主ちゃんは六つ子に振り回される運命なんだと思います。新連載も予定しておりますので、機会があればお付き合い下さいませ。本当にありがとうございました。 (2018年10月9日 1時) (レス) id: fdc73fc447 (このIDを非表示/違反報告)
狐火@リリ(プロフ) - 完結おめでとうございます!!展開がどうなるんだろう?!と楽しみにしてました!!仕事が終わってもずっといる六つ子と夢主ちゃん...ほんわかが続きそうですねw素敵な作品ありがとうございました! (2018年10月8日 22時) (レス) id: f1c0b03c70 (このIDを非表示/違反報告)
狐火@リリ(プロフ) - 紫かぶらさん» いやいや、全然気にしませんよ?!無理しないで紫かぶらさんのペースでふぁいとです!急かす人なんていませんから!ちゃんと読みますよー!更新ファイトです! (2018年4月30日 1時) (レス) id: 7e4f6c9350 (このIDを非表示/違反報告)
紫かぶら(プロフ) - 狐火@リリさん» 長期間更新していなかったにも関わらずこんな優しいコメントありがとうございます。完結に向けて頑張りますので、また読んで頂けたら嬉しいです。 (2018年4月29日 23時) (レス) id: d7e8ff9b83 (このIDを非表示/違反報告)
狐火@リリ(プロフ) - お久しぶりの更新お疲れ様です!待ってました!展開がすごい気になります!こうしんがんばってくださいー! (2018年4月28日 21時) (レス) id: 7e4f6c9350 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫かぶら | 作成日時:2016年10月7日 1時

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