構って ページ2
「ねぇねぇ博士、博士はなんの研究をしているの?」
私は大好きな彼にかまってもらうべく、声をかける。
とりあえずまずは好感を持ってもらわないとね!
「ん〜」
聞いてる?
「博士〜顔見せて〜」
体をよじらせながら博士に言い寄る。
「くく…これはいい…早速クローバーに…」
「………もう!博士!!」
私は何時までもこちらに興味を示さない彼にしびれを切らし、服を思いっきり引っ張った。
「あぁ?!」
「あ、やっとこっち見た!」
嬉しくて思わず飛びつこうとすると、ガシっと頭をつかまれて静止される。
「いたたたたっ!博士酷い!でも好き!」
「またお前か…いい加減にしろ!あと、髪のベタつきが…うっ…」
博士は顔をしかめると、近くにあったスプレーを私の髪に吹きかけた。
そのスプレーからはふんわりとした、いい匂いがする。
「!!これ…博士の匂い?!」
私がそう言うなりベシッと頭を叩かれる
「違う、香水の匂いだ馬鹿」
うぅ、頭がクラクラする…
やっぱり力強いなぁ
と、その時。
「これはこれは…まさか主様が年頃の女子とイチャイチャしているとは…このクローバー、羨ましい限りでございます」
あ、この人は!
いつも博士の傍にいた、いわゆる側近ってヤツ?
確か博士からはクローバーって呼ばれていた気がする。
「クローバー…丁度よかった、コイツをなんとかしろ」
そう言って私を指差す博士。
「しかし主様…この少女、中々可愛い見た目をしておりますな…なんとかしろとは言いますが…それなら『私の物』にしてしまっても構いませんかな?」
「……チッ」
博士は軽く舌打ちすると、私を持ち上げそのまま抱きかかえた。
「え……はわわ…」
「気が変わった、今日はコイツで実験する」
そして乱暴に質素な台の上に押し倒すと手足を固定した。
あれ…これもしかして…
「私、しぬの?!」
⸺⸺⸺
Λ__Λ
(・∀・)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| トン
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- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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高麗人参(プロフ) - ピピ五郎さん» 栄養ですか?!ははそれはよかったですw人参は人参のペースで頑張りたいと思います☺毎度ありがとうございます! (2022年12月5日 0時) (レス) id: eaa51edde7 (このIDを非表示/違反報告)
ピピ五郎 - 私も人参さんの投稿でいつも元気と栄養をもらってます!!🥰いつでも待っているので、ゆっくりと自分のペースで投稿して頂けたら満足です✨🤩 (2022年11月25日 19時) (レス) id: f04a293594 (このIDを非表示/違反報告)
高麗人参(プロフ) - ピピ五郎さん» ぴぴさーーん!!!いつもコメントありがとうございます…!本当に元気出ます嬉しいです😭できるだけ更新頑張ります🥹 (2022年11月24日 23時) (レス) id: eaa51edde7 (このIDを非表示/違反報告)
ピピ五郎 - きたーーーーー!!!!∩^ω^∩久しぶりの投稿ですね♡女主ちゃんが可愛いwまたぼちぼちと待っていますね!🥰 (2022年11月24日 19時) (レス) @page22 id: f04a293594 (このIDを非表示/違反報告)
高麗人参(プロフ) - k.nさん» 分かるよ…分かる…!( ー̀ωー́)⁾⁾ウンウン (2022年11月6日 0時) (レス) id: eaa51edde7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:人参人間 | 作成日時:2022年9月12日 1時