遭遇のきっかけが雑 ページ9
「…初異変…頑張ろ!」
「がんばれー!A!」
リルスは応援団のようなダンスをして私を応援してくれた。
…ところで…何か視線を感じるのですが……?
私はくるっと後ろを振り返る。
「…夢梨ちゃん?」
「わぁ?!居たの?!」
『居た』
夢梨ちゃんはゆっくりと立ち上がると、
『さて?私を楽しませてよ』
「の…望むところ!」
「主様の使い魔、なめないでよね!」
こーやって、私たちの初異変バトルは始まった…が。
数分で二人ともダメージさえ与えられず体がズタボロになってしまった。
『はぁ…馬鹿じゃないの?雑魚の巫女が妖怪と戦っても勝てないわよ』
「チルノには勝ったもん!」
「A、チルノは雑魚ではないけどこいつとは比べ物にならないからね?」
リルスはさりげなくツッコんでくれた。
『…馬鹿は消えて。そんなんじゃ幻想郷なんかすぐ壊れるわ』
「ぐぬぬ………」
『巫女の自覚を持ちなさい!アンタにはもう先代は居ないのよ!』
「っ…!」
『先代にずっと頼って…情けないわよ!』
「…」
「ちょっと?!言い過ぎよ!」
『はぁ?言い過ぎ?コイツが散々先代に甘えたせいでしょ?!』
夢梨ちゃんには反論できない……
私は………
お母さんに甘えてたんだ……………
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
おまけ セリフ集
華扇「駄目な人間になってはいけませんよ?!」
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