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懐かしさ ページ10
「…そう…だよね…異変なのに…弱いのに…なにも…準備しないで…」
「A…」
泣きそうになる私をリルスは悲しそうな目で見る。
しかし、夢梨ちゃんの反応は違った。
『…戦うなら早くして。無理ならガチで異変起こすけど』
「…アンタねぇ!確かにアンタの言うことは事実かもしれないけど!少しはAの気持ちを分かってあげなさいよ!Aの弱いとこばかり言って…!」
『弱いから言うんでしょ』
私はその言葉にピクリと反応する。
「…は?」
『まぁ…精神年齢が子供の悪魔と12歳未満の巫女に言っても…分かんないでしょ』
「何が」
夢梨ちゃんは視線をリルスから私に向けた。
『…ねぇA…私に見せてよ…貴方の実力』
「……!」
その口調に懐かしさを感じる。
あったかくて…優しくて…
私は涙を拭って、夢梨ちゃんを見つめる。
「そうだよね……私は…これでも博麗の巫女なのよ!」
『ふふ…じゃあ…リベンジと行きましょうか!』
私たちのバトルは再び幕を開けた…
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おまけ セリフ集
華扇「駄目な人間になってはいけませんよ?!」
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