いい子 ＊ ページ41
.
『んっ、かは、まっ……』
三途「ヌリーんだよ、さっきから。
そんなんじゃ罰になんねーだろ」
容赦なく喉の奥を突かれ、
さっきとは比にならないくらい苦しいのに、
口の中は火傷しそうなくらい熱くて。
『ふぁ、ひょっとまって、もーむり……』
三途「ん……咥えたまま喋んなクソ、」
言葉遣いは乱暴だけど、
余裕なさそうに吐息を漏らしながらも
動きを緩めてくれる。
私の頭を掴んでいた手は
いつの間にか髪の毛を優しく撫で、
愛しそうに耳たぶをいじられて
何だかいつもの彼じゃないみたいだ。
三途「……なァ、A。
一生いい子でいろよ。
そうやって、俺の言うことだけ聞いて
ずっと傍にいろ」
ここでうんと言ってしまったら、
もう二度とここから逃げられない。
わかってたはずなのに、
私の頭はボーッとしてて何も考えられなくて。
「返事は？」その言葉に、こくりと頷いてしまった。
やがて三途が私の後頭部に手を回して一層引き寄せ、
次の瞬間苦いものがどろりと口の中に吐き出された。
『んっ………けほっ、』
地面に白濁した液体を吐き出す。
涙目で三途を睨みあげるも、
顎を掴んで引き寄せられる。
三途「……いいなあ。
オマエが俺のせいで汚れてんの。
ヤクなんかよりよっぽど気持ちいいわ」
『……さいてい、、』
三途「何とでも言えよ。愛してんぜ」
首を振って彼から逃れようとするが、
さっきより強い力で抱き込まれ荒く唇を奪われた。
三途は抵抗されると燃えるタイプだから……
そう思って、抵抗をやめたはずなのに
何で身体が熱くなるんだろう。
きっと私も、無理やりされるのが好きなのだと
嫌でも認めざるを得なかった。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3796人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東京リベンジャーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
東卍京 - 梵天の作品はやっぱりいいですよね。 (10月31日 17時) (
レス) @page35 id: cee3cd750d (このIDを非表示/違反報告)
清花。(プロフ) - シーチキンさん» ひいい！って叫びたくなりますよね(ﾟ∀ﾟ)笑 (2021年10月12日 11時) (レス) id: cf6bd6deb7 (このIDを非表示/違反報告)
シーチキン(プロフ) - 最高すぎて！！！！蘭ちゃぁあーん！！ (2021年10月11日 18時) (レス) @page43 id: 05900c9320 (このIDを非表示/違反報告)
清花。(プロフ) - YULA.さん» 初めまして！ゾクゾクしていただけて嬉しいです〜！！頑張ります！！ (2021年10月10日 9時) (レス) id: cf6bd6deb7 (このIDを非表示/違反報告)
清花。(プロフ) - あやさん» 嬉しいですすすす！！頑張ります！！ (2021年10月10日 9時) (レス) id: cf6bd6deb7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：清花。
| 作成日時：2021年9月16日 18時
