黒い犬は私を守りたいようです【シリウス･ブラック】 (ページ5)

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ｼﾘｳｽ｢校長。彼女をお願いします｣

ﾀﾞﾝﾌﾞﾙﾄﾞｱ｢ホグワーツは安全じゃ。｣

シリウスは、この戦いが終わるその日まで、彼女を眠らせる事にした。

彼女は、予言の子であるハリーと同レベルで狙われている

ならば、この最強の守りの術で守られるのが最適なのだ。

しかし、ハロウィーンの悲劇後、シリウスはアズカバンへと収容された。

Aは1人、医務室の一番端で眠り続ける人としてホグワーツにいた。

ﾏｸｺﾞﾅｶﾞﾙ｢…なんてこと、肉体が若返っている…｣

ﾀﾞﾝﾌﾞﾙﾄﾞｱ｢恐らく、シリウス･ブラックでさえ知らなかった効果、かもしれんの｣

21だった彼女の肉体は、少しずつ若返っていた。

10年後に目覚める保証はない。

だからこそ、ホグワーツの教師は彼女を目覚めさせる事に尽力した。

彼女は強い純血の魔女だ。

例のあの人が消滅したと言われる今でも、いつ例のあの人が帰ってくるか分からない。

あの戦いで大量の戦力を失ったこちら側には、少しでも戦力が必要だったのだ。

そして、あの夏から10年の時が経った時、彼女は目覚めた。

体は幼く、11歳まで若返っていたが。