黒い犬は私を守りたいようです【シリウス･ブラック】 (ページ31)

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『スネイプせんせー、ルーピン先生は？』

リーマスの授業のはずが、何故かセブルスが現れた。

……機嫌も悪い。

ｾﾌﾞﾙｽ「ルーピン先生は授業ができるような状態ではないとだけ言っておこう。」

ロン「狼人間!?」

……わざとでしょう。

リーマスが人狼だと言ってるようじゃない。

セブルスは課題をたっぷり出して去っていった。

ハリーがクィディッチの最中に吸魂鬼に襲われ30mもの高さから落ちたのは、その次の日だった。

ロン「Aがハリーから1歩も離れないんだ」

ﾊｰﾏｲｵﾆｰ「Aだもの。きっと心配してるわ」

Aはハリーをずっと見ていた。

そしてその様子を寂しそうに見つめる女の子が1人。

ジニー･ウィーズリーだった。

ロン、ハーマイオニー、ジニーは勘違いをしていた。

Aはハリーに対して過保護だが、決してそれは恋愛感情等ではない。
あくまで母性のようなものだ。

だが、ハリーのことが好きなジニーは勘違いをしてAと仲良くすることが出来なかった。

ハリーが回復した頃、ハリーとAは透明マントを被ってホグズミードに行く計画を立てていた。

しかしそれは、雪だるまを作っていた双子にすぐに見つかってしまう

ハリー「ホグズミードに行きたいんだ！」

「「分かってるよ。」」

そしてふたりが見せてくれたのは、あの地図だった。

私たち、マローダーズが作った忍びの地図だ。

ハリー「ムーニーと、ワームテール、パッドフット、プロングス、リーポス……」

私たちは何とかホグズミードへと行けた。

ホグズミードへの道はジェームズが担当してたし、私は苦手だったから通ったこと無いんだよね。

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ドラコがハーマイオニーに穢れた血と罵ったことにイラついた私は雪玉を投げつけた。
ハリーはズボンを下ろして引きずり回していたけど。

ロン「どうした、スキーを無くしたか？？」

それから4人で遊んでいるとマダムロスメルタを見つけた。

会話の内容が聞こえてしまった。

『待つのよハリー！』

ハリー「……。」

私はハリーの手を掴み一緒にパブの中へ入っていった。

「ブラックもその1人。彼が漏らしたに違いありません。」

「ピーター･ペティグリュー、目立たない子でした。ブラックは彼を殺すだけでは飽き足らず粉々にしたのです」

「もっと悪い話があります」

「もっと悪い？」