黒い犬は私を守りたいようです【シリウス･ブラック】 (ページ24)

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変身術の時間、ロンのネズミが不格好なゴブレットに変わったことで笑いが起きた。

そんな時、ハーマイオニーが秘密の部屋について聞いた。

私は聞いた事あったら知っていたけれど。

それに、ヴォルデモートと同年代だったお爺様から聞いたことがある。

昔、秘密の部屋が開いた時は、女子生徒が1人死んだと聞いた。

おじい様はヴォルデモート…が、在学中に開けたと。

ロン「クラップとゴイルから何か聞き出せないかな？」

ﾊｰﾏｲｵﾆｰ「それよりいい手があるわ」

私とAがいれば作れる、そう言ってハーマイオニーが見せてきたのはポリジュース薬だった。

いやまあ、学生時代にマローダーズのみんなとよく作っていたけれど。

『私はパス。それすごく不味いもの。飲みたくないわ』

ﾊｰﾏｲｵﾆｰ「あなたって時々とんでもないことを言うわね。いいわ。作るのは手伝ってくれる？」

『もちろんよ』

次の試合、ハリーはブラッジャーに付きまとわれていた。

『は？……ハリーが怪我したらどうするの？誰かが細工したんだわ！！！！』

ロン「出たよAの過保護……嫌でもあれは反則だ」

ﾊｰﾏｲｵﾆｰ「過保護なのは前からよ……あっ！ハリーの腕が！！」

『ハリー！！！！』

ﾊｰﾏｲｵﾆｰ「ダメよA！今は試合中なんだから、危ないわ！！」

ハリーがスニッチを掴み、急いで駆け寄った。

私がハリーの骨折を治そうにもさすがにここじゃ目立つ。
2年生が使うにはあまりにも難しいものだから。

そんなとき、ロックハートがハリーの腕の骨を消した。

掴みかかろうとしたらまたロンとハーマイオニーに止められた。

『ハリー！大丈夫？…あいつ、本当に無能すぎるわ！！』

それにあのブラッジャー！

そしてしばらくして、ロックハート主催の会が開かれた。

ﾛｯｸﾊｰﾄ「私の助手、スネイプ教授です！」

『ぶはっ！！助手ですって！！』

ハーマイオニーに慌てて口を塞がれた。

ﾛｯｸﾊｰﾄ「A！ハリー！上へ！！」

ｾﾌﾞﾙｽ「Aは優秀すぎてポッターを殺しかねないな。うちの寮の生徒でどうかね。……マルフォイ！」

ったく、私がハリーに攻撃できないことぐらい分かるでしょうに。

案の定2人は変な方向に突き進んでしまいには蛇まで召喚した。

ロックハートが消せなかったのは見ものだったけど、
ハリーが継承者だと疑われ出した