黒い犬は私を守りたいようです【シリウス･ブラック】 (ページ16)

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クリスマスが終わり、ハリー達はとうとうフラッフィーが何を守っているのか探り当ててしまった。

『危険よ、先生たちにお話して私たちは手を引きましょう』

そう言ってとまる3人では無いことを、私は知っていた。

まあ…こうなるとは思っていたけれど！！！

『なんか静かになった？』

ハリー「ハープじゃない？」

ﾊｰﾏｲｵﾆｰ「ハープが止まったのよ。」

「「「『うあああ！！！』」」」

ハープの音が聞こえなくなって起きてしまったフラッフィーから逃げるように扉に飛び込んだ。

『あ、悪魔の罠だ、』

私とハーマイオニーはじっとしていて直ぐに下に降りた。

ハリー「ロン！動いちゃダメだ！！」

『ロンは！？じっとしていないの！？』

ロンだけがなかなか降りてこなかった。

もう……ロンってピーターみたい。

不器用なところとか。

ﾊｰﾏｲｵﾆｰ「悪魔の罠…弱点が…！えっと、、！」

『ルーモスソレム！！…弱点は太陽の光よ。』

ハリー「さすがAだ…ロン、無事かい？」

その後、ロンが怪我をしてハリーだけが先に進むことになった。

『私もハリーと…！！』

ハリー「Aは早くロンの治療をして欲しい！！」

待って、そうやって追いかけようとしてもハリーは止まらなかった。

ﾊｰﾏｲｵﾆｰ「A…あなた、酷い顔色よ？」

『ハリーが、ハリーに何かあったら…！！！』

気絶しているロンに目立った外傷は無かった。

ジェームズとイタズラをする時は、こんなに心配になることは無かったのに。

こんな気持ちになった時、いつもシリウスがそばに居てくれたのに。

急に私の周りにはもう、誰もいないことに気がついた。