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昼食を食べている時、向かいのジェームズの横に見慣れない顔が座った。
ｼﾘｳｽ「リーマスにピーター、来たのか！」
どうやらシリウスのお友達らしい。
シリウスがお友達作ってるの新鮮でにやけちゃうな
『初めまして。A･アーバスノットよ！』
ﾘｰﾏｽ「僕はリーマス･ルーピン！よろしくね！」
ﾋﾟｰﾀｰ「あ、僕はピーター･ぺティグリュー…！」
『リーマスにピーターね！よろしく！』
ｼﾘｳｽ「俺のだから、2人とも手出すなよ」
ﾘｰﾏｽ「や、やっぱり付き合ってるの！？」
ｼﾘｳｽ「ああ。」
『リーマス、付き合ってないから。』
ｼﾘｳｽ「そんなに変わんねえだろ？」
『変わるわよ！幼なじみと恋人よ！？』
幼馴染とキスはしないでしょ！！！
そうやって言うとジェームズがまた吹き出した。
ｼﾞｪｰﾑｽﾞ「そうだな！！！キスはしないよな！！」
ｼﾘｳｽ「それ以上教えたら覚えてろよお前」
何？？？
本当にジェームズは私をイラつかせるのね。
ﾋﾟｰﾀｰ「？」
ﾘｰﾏｽ「シリウスがすごく過保護なのは分かったよ」
リーマスはそうやって笑った。
あ、この子いい子だ。
……顔の傷が多いからジェームズみたいにいたずらっ子かと思ったけど、違うみたい。
『リーマスって白馬の王子様似合いそう！！』
ﾘｰﾏｽ「え、僕が？似合わないと思うけど……」
ｼﾘｳｽ「お前、そうやって誰にでもシッポ振るのやめろ」
『はあ？振ってないわよ！』
そう言いながら横を見るとシリウスの顔が怖くなってた。
『シリウス、顔が怖いよ？』
ｼﾘｳｽ「…お前は、リーマスがタイプなのか？」
タイプ？
急にどうしちゃったの、
ｼﾞｪｰﾑｽﾞ「おお、嫉妬怖……気をつけろよリーマス！」
『はあ、私が前に白馬の王子様の話したからそれのこと？別に憧れってだけでタイプって訳じゃないよ？』
ｼﾘｳｽ「じゃあ、俺が紳士的になったらお前は付き合ってくれんの？」
シリウスは私の頬に手を添えて聞いてきた。
『シリウス？私たちは家族も同然じゃない』
シリウスの手に私の手を添えながら言うと黙ってしまった。
ｼﾞｪｰﾑｽﾞ「罪な女だよなあ？全く！」
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作者名：クリームソーダ | 作成日時：2024年2月4日 16時
