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『初めての授業ってなんだったっけ？』
ｼﾘｳｽ「あー、魔法薬学か？」
ﾘﾘｰ「A〜！お隣いいかしら？」
『リリー！喜んで！』
シリウスと食事を取っているとリリーが話しかけてきてくれた。
リリーはあれから寮で同室になったおかげでとても仲良くなった。
リリー「Aとブラックは付き合ってるの？」
ｼﾘｳｽ「ああそうだな」
シリウスがそう言った瞬間皆がこっちを見たような気がした。
『堂々と嘘をつかないで！！付き合ってないわよ！！』
リリー「あら、でもブラックはAのことが好きみたいよ？」
『シリウスは幼馴染だから私を揶揄ってるのよ。
早く本命見つけちゃえばいいのに！！』
ｼﾞｪｰﾑｽﾞ「エバンズ！シリウスにAも！
エバンズ、お隣良いかい？」
リリー「ご自由に」
ジェームズって凄いアピールするよね、
でも紳士的じゃないなあ
リリー「Aはどんな人がタイプ？ブラックはダメなの？」
『もうリリーったら！私とシリウスは幼馴染でそんなんじゃないの。そうね、白馬の王子様みたいな？』
リリーの隣でジェームズが爆笑してた。
シリウスは不貞腐れてるし。
『何よジェームズ！ダメだって言いたいの！？』
ｼﾘｳｽ「いつまでも夢見てんじゃねえ」
『少なくともあなたよりレギュラスの方が紳士的だしかっこいいわ。私のタイプよ！！』
ｼﾘｳｽ「は？」
あ、やらかした。
シリウスにレギュラスの事は禁句だったなあ……
リリー「……ああ、ご愁傷さま…？」
ｼﾞｪｰﾑｽﾞ「シリウス、落ち着いた方がいいぜ？」
ｼﾘｳｽ「俺は落ち着いてるが？？」
『ごめんシリウス、違うの、』
ｼﾘｳｽ「何も違わないだろう。咄嗟に出た言葉は真実が多いってよく言うもんな」
『……ごめんなさいシリウス、ほんとに、』
ｼﾘｳｽ「……泣くなよ」
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作者名：クリームソーダ | 作成日時：2024年2月4日 16時
